平川動物公園の動物紹介(後半)コアラ ゾウ ビントロングなど

10/12/2021

鹿児島の動物園といえばコアラ!見逃せないポイントを紹介します

約30万平方メートルの平川動物公園には130種以上の動物が暮らしています。

平川動物公園の動物紹介(前半)ではアフリカの動物から野生のイヌ・ネコ、世界のサル、南米の動物、そして不思議な動物たちが登場しました。

後半もオーストラリアやアジアの動物、水辺にくらす動物など見どころたくさん。

めずらしい動物や個体情報等を知っていると、動物園を何倍も楽しめること間違いなしです。ぜひ動物園の予習をしてから行きましょう!

平川動物公園 コアラ

平川動物公園で会える動物たち

平川動物公園で会える動物たちは「動物園マップ」にそって紹介します。

オーストラリアの自然ゾーン

オーストラリアに生息する動物たちが展示されています。

オーストラリアの自然ゾーンは展示場のなかを通りぬけるつくり。左にアカカンガルー、右にその他の動物が放飼されています。

出入口ではカンガルーたちが逃走しないよう注意しましょう。

オオカンガルーとアカカンガルー

双歯前目(カンガルー目)カンガルー科カンガルー属。

平川動物公園は日本の動物園で一般的なアカカンガルーとオオカンガルー2種とも見ることができます。

さて、彼らは「なに」カンガルーかわかりますか?

平川動物公園 カンガルー

真ん中の個体がとくに赤いのでわかりやすいですね。見た目どおりアカカンガルーです。

ほかにもオオカンガルーとアカカンガルーの特徴と見わけ方はいくつかあるので、気になる方はリンクをチェックしてみください。

広場のアカカンガルー側は柵でかこまれていますが、オオカンガルー側はとても開放的。

オオカンガルーは園路にいるときは超至近距離で観察することができます。ベンチもあるので休憩しながらカンガルーを見れるおすすめのスポットです。

平川動物公園 カンガルー

アカクビワラビー見逃し注意!

実はオオカンガルーのエリア、別のカンガルーが紛れています。しばしば赤ちゃんと勘違いされていることもありますが。

その正体はベネットアカクビワラビー。

オオカンガルー、アカカンガルーとおなじカンガルー属に分類されます。首のまわりが赤みをおびていることから名付けられました。

オオカンガルーと比べると小さいですが、体長・尾長ともに80cmほどと実は大きなワラビーです。

よく見ると毛の色、耳の形、顔つきなどオオカンガルーとはぜんぜん違います。

2022年春には赤ちゃんが誕生しています。

ベネットアカクビワラビーに会える動物園は九州では平川動物公園だけ。ぜひワラビーの赤ちゃんに会いたいですね。

エミュー|大きな飛べない鳥

ダチョウ目ヒクイドリ科エミュー属。

ダチョウにつぐ大きさを誇り、ダチョウとおなじように空を飛ぶかわりに地を走ることを選びました。

顔や首が青みがかり、首や頭にも毛が生えており、ダチョウとは似て非なる動物です。たまに間違われていますが。

エミューはカンガルーやコクチョウと混合展示されています。

平川動物公園 カンガルーとエミュー

カンガルーとエミューはお互い無関心なようす。同居は難なく成功したそうです。

エミューはギロっとした目つきですが、穏やかな性格の持ち主。オーストラリアの動物は癒し度満点ですね。

コアラ館

オーストラリアの自然ゾーンをぬけると平川動物公園の代表動物コアラの登場です。

2021年3月には新コアラ館がオープン!現在は新・旧の展示場で10頭以上のコアラに会うことができます。

平川動物公園 コアラ

コアラ飼育数日本一!2つのコアラ館

1984年、オーストラリアから初めて日本にやって来たコアラたち。

平川動物公園は多摩動物公園、東山動植物園とともに日本で初めてコアラを飼育しました。

兵庫より西で唯一コアラに会える動物園です

現在では全国7か所の動物園でコアラの飼育をおこなっています。

  • 埼玉県こども動物自然公園
  • 多摩動物公園
  • 金沢動物園
  • 東山動植物園
  • 王子動物園
  • 淡路ファームパーク
  • 平川動物公園

16頭のコアラを飼育中【2022年赤ちゃん誕生】

双前歯目コアラ科コアラ属。

こだわりが強くユーカリしか食べないコアラの飼育には、莫大な労力と費用がかかります。十分な知識や資金がなければコアラ飼育をつづけられないのが現状です。

そんな困難なコアラ飼育に当初から取り組んでいる平川動物公園。

なんとコアラが16頭もいます!2022年11月現在、国内最多のコアラ飼育数です。

世界中のコアラは基本的にオーストラリアからやって来た個体。

もちろん繁殖に成功した施設では個体数が増加します。一方、繁殖できず個体数をふやせないケースもあります。

日本でもコアラ繁殖に苦戦するなか、平川動物公園では安定してコアラの赤ちゃんが生まれ育っています。

2022年2月には1頭のオスが誕生し絶賛公開中。

公式HPコアラの紹介ページでは名前や画像などが掲載されているので要チェックです。

平川動物公園のコアラ展示場のようす

コアラは気に入った木にしか寄りつかないので、体の割に飼育スペースが必要な動物です。

さらに平川動物公園は飼育数が多いことから大きな屋内展示施設をつくっています。

2021年3月には新コアラ館がオープンしました。ユーカリを植樹しコアラの暮らしやすい環境の再現をめざしています。

施設のまんなかに蛇行した園路がもうけられ、さまざまな角度かつ至近距離でコアラを見ることができます。

また、新コアラ館は自然光をとりいれるため窓がもうけられています。そのため窓の近くにいるときは外から観察できます。

一方の旧コアラ館は一方向からガラス越しにコアラを観察するつくり。日本の動物園で一般的な展示です。

観覧エリアが非常にひろくヒトがたくさんいても見やすいのが特徴。ガラスも反射しにくく写真撮影も問題なし。

旧コアラ館ですらいろんなコアラに会えたのに、新コアラ館ができてますますコアラの多様な行動を見ることができそうです。

平川動物公園 コアラ

毎日開催イベント「コアラのお話」

毎日11:00~コアラ館にて「コアラのお話」を聞くことができます。

飼育員さんがエサをあげながら、コアラについて教えてくれるイベントです。

寝てばかりいるイメージのコアラですが、お食事中に行くと活発な姿を見ることができます。

国内最多のコアラ飼育数を誇る平川動物公園は、当然、起きているコアラを見れる確率が高いです

わたしは平川動物公園でコアラ全員が寝ている、という経験はありません。

さらに、広い施設が2つもあるのでコアラ展示場にありがちな混雑も気になりません

ゆっくりたくさんコアラを見れる平川動物公園。コアラを好きにならずにいられない施設です。

平川動物公園 コアラ

コアラ館からインドの森ゾーンのあいだ

コアラ館を出ると下り坂。その途中のカーブの右側にビントロング、左側にマントヒヒとバーバリーシープの展示場があります。

ビントロングのハヤトとチャコ

食肉目ジャコウネコ科ビントロング属。

アジアの森林に生息しています。黒いボサボサの毛に長いしっぽが特徴的な動物です。

平川動物公園のビントロング展示場はコアラ館を出た園路沿いの檻。知名度が低いうえに足を止めにくい場所なのか、食いつく来園者は多くありません。

しかし、ビントロングはとっても愛らしい動物なのです。

平川動物公園 ビントロング

現在、2006年生まれのオス「ハヤト」と2007年生まれのメス「チャコ」が暮らしています。

チャコは4度出産経験があり、子どもたちは全国へ旅立っています。

ビントロングは夜行性。日中は寝ています。しかも、樹上生活のため、檻の高いところで休んでおり、お顔が見えないことも多々。

タイミングが良ければ、もそもそ動きまわる様子を見ることもできます。

平川動物公園 ビントロング

マントヒヒとバーバリーシープの山

霊長目オナガザル科ヒヒ属のマントヒヒ。生息地はエチオピア周辺、山地や草原を群れで移動する生活をおくっています。

成熟したオスは立派なたてがみを有しています。その姿がマントを着ているように見えることから「マント」ヒヒと名付けられました。

マントヒヒの展示場はいわゆるサル山。上(展望所)と下(ガラスビュー)から見れるつくりです。

老若男女50頭以上のマントヒヒが飼育されています。

ぐるぐると地をまわっていたり、おのおの休んでいたり。いろいろな行動を観察することができます。

平川動物公園 マントヒヒ

そして驚くことに、マントヒヒは数頭のバーバリーシープといっしょに放飼されています。

バーバリーシープはヤギのようなヒツジのような偶蹄目ウシ科バーバリーシープ属の動物。アフリカ北部の岩山などに生息しています。

活発なマントヒヒと穏やかなバーバリーシープが良いコンビ

かつてはマントヒヒのみの展示でしたが、岩山に適したバーバリーシープを導入することに。

結果は大成功。

バーバリーシープと暮らすようになってから、マントヒヒのケンカが減少したそうです。混合飼育が精神に良い影響を与えたのかもしれません。

マントヒヒがバーバリーシープの毛づくろいをしたり、子マントヒヒがバーバリーシープの背中で遊んだり。基本マントヒヒにされるがままのおとなしい印象です。

野生マントヒヒは小さな群れがいくつも集まり、大きな群れをつくります。見た目はちがえど仲間がふえることは許容できる性格なのかもしれませんね。

平川動物公園でしか見れないおもしろい光景なのでぜひお見逃しなく。

平川動物公園 マントヒヒ バーバリーシープ

インドの森ゾーンとその周辺

メインはインドゾウ。周辺にはミーアキャット、カワウソなどの小型動物やペンギンが展示されています。

インドゾウのラウナとアンリー

長鼻目ゾウ科アジアゾウ属。平川動物公園ではインドから東南アジアの森林に生息するインドゾウを飼育しています。

オスの「ラウナ」とメスの「アンリー」推定1976年生まれのペアが暮らしています。2頭は1985年に鹿児島にやってきました。

仲良く同居できる関係で交尾も確認できていますが、いまだ繁殖へは至っていません。

ちなみにラウナはオスとしては小柄、アンリーはメスとしては大柄。そのためゾウの雌雄にはめずらしく体格は同じくらいです。

平川動物公園 インドゾウ

見わけ方は鼻が全体的に肌色で太い方、上の写真だと奥がラウナ。メスのアンリーは温厚な性格が顔に出ていますね。

ゾウは飼育下の方が寿命が短い動物として知られています。動物園ではゾウたちが健康で長生きできるようエンリッチメントや体調管理をおこなっています。

夕方室内に戻ってからは夜ごはんやケアのようすを観察できる貴重な時間。ゾウ好きの方は要チェックです。

リニューアルにより以前の1.5倍のひろさになったゾウ展示場。大きなゾウが2頭いても広いと感じます。

緑や土がすくなく少し殺風景ではありますが、立派なプールも備わっています。雨の日には泥浴び、暑い日には水浴びが見れるかもしれません。

平川動物公園 インドゾウ

インドゾウ展示場周辺には売店や休憩所、そして平川動物公園特有の足湯がもうけられています。歩き疲れた足を温泉と動物たちが癒してくれます。

大きなゾウのあとは小さな動物たちが続々登場。

午前中プレーリードッグとミーアキャットはひなたぼっこしたり朝食をとったりと大忙し。活発な様子を見ることができます。

平川動物公園 プレーリードッグ ミーアキャット

アライグマ|

北アメリカ大陸に生息するアライグマは食肉目アライグマ科。クマではありません。

昆虫やカエルなどを捕食し、見た目とは裏腹に気性が荒いことで知られています。

目の上や耳のふちが白く、しま模様が入ったふさふさのしっぽが特徴的。

名前の由来はモノを洗うようなしぐさをすること。実際には目が悪いため繊細な手先で獲物をさがしている動きです。

平川動物公園 アライグマ

深刻!アライグマによる被害

水辺に近い森林を好むアライグマ。

近年では農地や都市部などさまざまな場所に出没し、農作物の被害は甚大です。時には屋根裏などに住みつき、家屋の劣化も確認されています。

アライグマの問題はアメリカだけの話ではありません。

外来種としてヨーロッパや日本にも定着。生命力・繁殖力ともに高いアライグマの数は増加し、農家だけでなく本来の生態系も脅かされています。

平川動物公園 アライグマ

日本は被害拡大を防ぐため、アライグマを特定外来生物として指定しています。つまり、ペットとして飼うことはできません。

法制定以前は、個人の鑑賞用にも輸入されていたアライグマ。

手先が器用で賢いため脱走したり、気性が荒いため飼育困難となり遺棄されたり。またたく間に日本各地で野生化しました。

生態をよく理解しないまま飼育され、不都合になり捨てられた動物が人間活動の邪魔ものとして殺されています。それがアライグマの現状です。

イヌやネコをはじめ、さまざまなペットが放棄されています。保健所では年間10万頭以上の動物が殺処分されています。

ペットを飼うときは将来のこと、自分のライフスタイル、動物の特性などしっかり考えてから行動しましょう!

動物園もヒトのエゴかもしれませんが。せめて動物園ではのびのび暮らしてほしいと願います。

平川動物公園 アライグマ

コツメカワウソ

食肉目イタチ科ツメナシカワウソ属。日本の動物園で最も一般的な小さな爪をもつカワウソです。

おもに東南アジアの水辺に生息しており、カワウソのなかでは最も小さいといわれています。

小柄で可愛らしいカワウソは実は肉食、しかもたくさん食べる大食い動物です。

平川動物公園 コツメカワウソ

かつては大家族が暮らしていましたが、2022年11月現在は2頭のみ。2009年生まれのメス「チェリー」と2010年生まれのオス「ヤマト」です。

展示場手前にはプールがあり、水面下も見えるようガラス張り。可愛らしい小さな手や軽快な泳ぎを観察することができます。

カワウソは絶滅のおそれが高い動物です!

最近ではペットとして人気があるコツメカワウソ。見た目的に飼育しやすいと思うかもしれませんが。

本来は食欲旺盛でやんちゃ。そして大家族で暮らしています。

活発かつ単体での生活が肌に合わないカワウソを一般家庭で飼育するのは容易ではありません。

ところで、ペットとして飼われているコツメカワウソはIUCNレッドリスト危急(VU)つまり「絶滅危惧種」だとご存知でしょうか?

野生カワウソはさまざまな地域に分布しているにもかかわらず、生息数は減少傾向。その背景には、毛皮や飼養のための密猟、密輸があります。

当然、ワシントン条約によって輸出入がきびしく制限されています。

日本では動物園で繁殖したカワウソが取引されることもあります。

一方、違法に持ち込まれたカワウソが存在することも事実です。

ペット需要が高まれば高まるほど、密猟や密輸といった犯罪がふえます。どうか元気な大家族のカワウソをペットにしないでください。

平川動物公園 コツメカワウソ

フンボルトペンギン

カワウソのお隣は、ペルー海流(別名フンボルト海流)沿岸部に生息するフンボルトペンギン。

動物園や水族館で一般的に飼育されているペンギンです。

目の上から首にかけて白いラインがあり、腹部は白く黒点が入っています。くちばしの周りがピンク色なのが特徴的です。

平川動物公園 フンボルトペンギン

展示場には地下へ続く階段が設けられており、カワウソ同様水の中で泳いでいる様子を見ることが出来ます。気持ちよさそうに泳ぐペンギンは、よりいっそう魅力的です。

ペンギンのお食事タイム

平川動物公園では、毎日15時から飼育員さんによるペンギンのエサやりと解説を実施しています。

よちよちと飼育員さんに群がるペンギンに癒されること間違いなし!

平川動物公園 フンボルトペンギン
ペンギンのお散歩タイム

期間限定でペンギンのお散歩も行っています。水中では、すばやいペンギン。ご存知の通り、歩行は遅く小股というアンバランスさがユニーク。

来園者が喜ぶだけでなく、ペンギンにとっても運動不足解消や繁殖準備などメリットがあるそうです。冬~春にかけて開催されるようなので、11月以降ホームページ要チェックです。

ワタボウシパンシェ

ペンギン展示場の先には、ショウケースのような施設。中にはワタボウシパンシェがいます。

霊長目オマキザル科の小さなおサル、タマリンの仲間。ワタボウシタマリンとも言います。

以前は、マーモセット科に属していましたが、オマキザル科に統合されました。

20~30センチと手のひらに乗りそうなサイズ。しっぽは体より長いです。茶色の体に黒い顔、真っ白でふさふさの頭部の毛が映えます。

平川動物公園 ワタボウシパンシェ
ワタボウシパンシェの生態

コロンビアなど南米の熱帯雨林に生息するワタボウシパンシェ。

樹上を移動しながら、花から昆虫までさまざまなものを食します。なかでもトカゲやバッタなど肉食を好むワイルドな一面も。

一対の夫婦とその子どもから成る家族の群れで生活します。育児には父親も参加します。

成獣でも小さなタマリンの赤ちゃんは40グラムほどと非常に小さく、猛禽類が天敵となります。

雌雄ともに2歳までに性成熟します。

寿命は15年と言われています。一方、飼育下では30年近く生きる個体もいるようです。

平川動物公園 ワタボウシパンシェ

野生では1000頭ほどしか確認されておらず、CR(近絶滅種)に指定されている珍しい動物です。

平川動物公園のワタボウシパンシェ

4つの展示スペースにワタボウシパンシェが飼育されています。

平川動物公園 ワタボウシパンシェ

昼行性ですが、丸まって見えないこともあります。動きが素早かったり、ガラスが汚れていたり。ざんねんながら、今のところあまりいい写真は撮れてません。

正確な飼育数がわからず申し訳ないですが。昨年20歳になったご長寿ディンクくんに会えます。

ユニークな外見とつぶらな瞳。何度も言いたくなるネーミング。九州では平川動物公園でしか会うことができません。どうぞお見逃しなく。

ふれあいランド

リスの森を抜けると開放的な広場に出ます。ここふれあいランドでは、ヒツジやモルモット、ロバなどが展示されています。

文字通り動物とふれあうことができます。ただ時間が決まっているので要チェックです。

タッチングコーナー(ウサギ、モルモットなど)
  • 10:00~11:30
  • 13:30~15:00
ふれあいコーナー(ヒツジなど)
  • 9:30~11:30
  • 13:30~15:30

親子連れでにぎやかなエリアです。近くにトイレや売店も設置されているため、ひと休みにもちょうど良いかもしれません。

アシカとペリカン

ブログを続けて読んでいただいている方はお気づきかもしれません。平川動物公園は、さまざまな動物に混合展示を取り入れています。

こちらでは、黒いアシカと白いペリカンが展示されています。

平川動物公園 アシカとペリカン

プールは上から、または下から観察することが出来るつくり。アシカが飛び込む姿や泳いでいる姿など、さまざまな角度から楽しめます。

カリフォルニアアシカ

アメリカ大陸西海岸などに生息するカリフォルニアアシカは、多くの動物園や水族館で飼育されており、親しみのあるアシカです。

黒いつるんとした体に小さなお耳がチャーミング。

平川動物公園では、ミュウ(1999年生)とコウスケ(2004年生)、そして2頭の子リコ(2016年生)の3頭が暮らしています。

気持ち良さそうに休んだり泳いだりしています。

平川動物公園 カリフォルニアアシカ

コシベニペリカン

東アフリカに生息するコシベニペリカンは、多摩動物公園と鳥羽水族館、そしてここ平川動物公園にしかいません。

多くの施設で見られるモモイロペリカンに比べると、よりグレー色が強く、体が小さめ。繁殖期には、腰辺りが赤くなるためコシベニ(腰紅)と名付けられたそうです。

野生では出会うことのない2種類の動物。お互い微妙な距離感を保ち、良い関係のようです。

世界のクマゾーン

日本をはじめアジアに生息するクマの仲間が展示されています。

  1. マレーグマ
  2. ニホンツキノワグマ
  3. エゾヒグマ
  4. ホッキョクグマはいません

マレーグマ

東南アジアに生息する小さなクマです。

ウランとハニイ|平川動物公園のマレーグマ

中国生まれのウラン(1992年生)とのいち動物公園生まれのハニイ(2011年生)がいます。どちらもメス。

平川動物公園 マレーグマ ウラン

2頭は交代制。ちなみに写真の子はウラン。お歳ですが、きれいな毛並みでとてもかわいい。

木登りが得意なマレーグマ。平川動物公園では、内股で歩いている姿をよく見かけます。

マレーグマがハチミツを食べる姿を見れる、クマさんのハニータイムが実施されています。土日14時から行われるようなので、要チェックです。

ニホンツキノワグマ

胸にある月型の模様が特徴的なツキノワグマ。アジアに生息し、ヒマラヤグマとも呼ばれます。

その中で、日本原産の亜種がニホンツキノワグマ。本州と四国に生息しています。かつて九州にも分布していたニホンツキノワグマですが、現在は絶滅したと言われています。

イツキとアイ|平川動物公園のツキノワグマ

山形県で保護された2頭、イツキ(推定2009年生)とアイ(推定2010年生)が2013年にやって来ました。

平川動物公園 ニホンツキノワグマ

展示場には案内板がありましたが、どちらかわからなくなりました。すみません。

自らガラスの前まで来て、大きな体と丸いお顔を見せてくれたツキノワグマ。まだ若い2頭、うまいこと繁殖に向かうと良いです。

エゾヒグマ

北海道に生息するエゾヒグマ。日本最大の陸上動物です。

平川動物公園には、1頭のメス、ナズナが展示されています。ナズナは2014年に阿蘇カドリー・ドミニオンで生まれ、2018年に鹿児島にやって来ました。

暑い夏の日には、水に浸かったり滝に打たれたりして、気持ち良さそうな様子を見ることができます。

平川動物公園 エゾヒグマ

ホッキョクグマはいません

2011年にリニューアルした世界のクマゾーン。

ホッキョクグマの観覧スペースは、上と下2か所。地下では、ホッキョクグマが泳いでいる水中の様子を見ることが出来ます。

平川動物公園 ホッキョクグマ カナ
故カナ

カナダ出身のカナ(メス)は1991年に来園しました。続いてベルリンから来園したオスのホクトとペアリングを目指すも、繁殖へは至りませんでした。

そして、2015年、ざんねんながらホクト(24歳)が他界。

2020年10月、ついにカナも亡くなりました。推定30歳、老衰でした。

かつて、平川動物公園の目玉だったホッキョクグマ。カナの死亡により、飼育は終了となりました。

平川動物公園の入園ゲートをくぐると、生き生きとした動物たちの姿と雄大な桜島が飛び込んできます。一歩踏み入っただけで、わくわくドキドキする動物園です。

日本で唯一クロヒョウとクロジャガー、クロサイとシロサイが同時に見れたり、九州で唯一ヤブイヌやオオカミに会えたり、いきなり目玉がたくさん!

オランウータン、レッサーパンダ、ゾウなど人気の動物が次々と現れてきます。

なかでもホワイトタイガーとコアラは国内屈指の飼育数!写真も撮りやすいのでおすすめです◎

また、混合展示に力を入れているため、さまざまな動物の表情を見ることが出来ます。

広大な敷地にたくさんの動物が展示されており、見どころ満載の平川動物公園。

さらに、歴史や自然、美味しいものもたくさんある鹿児島市。ぜひ旅先の候補に!

城山から見た桜島 鹿児島市

以上、鹿児島市の平川動物公園でした。