カンガルーの種類!オオカンガルーとアカカンガルーの違い

06/15/2018

動物園のふれあい動物としてポピュラーなカンガルー。

どの動物園も同じカンガルーだと思っていませんか?

実は、カンガルーには多くの種類が存在します。

今回は、日本で飼育されているカンガルーの種類やその違いを紹介します。

カンガルーの種類

カンガルーは細かくわけると、なんと50種類以上も存在します。

カンガルーの種類というと、ワラビーやワラルーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

しかし、実は小型のカンガルー(ワラビーやワラルー)の明確な定義はありません。だいたいの大きさで呼びわけられているだけに過ぎません。

カンガルーの呼び方

体長 ワラビー<ワラルー<カンガルー

キノボリカンガルーは「カンガルー」という名を持ちますが、ワラビーほどの大きさです。

キノボリカンガルー サンディエゴ動物園サファリ

日本で会えるカンガルー

日本では、約10種類のカンガルーが飼育されています。

飼育数が少ない種類のみ、展示施設名を併載しております。

ネズミカンガルー科

  • フサオネズミカンガルー

カンガルー科

  • セスジキノボリカンガルー:よこはま動物園ズーラシア
  • クロカンガルー
  • オオカンガルー
  • アカカンガルー
  • ケナガワラルー:多摩動物公園、豊橋動物園、到津の森公園
  • ダマワラビー:豊田鞍ヶ池公園
  • パルマワラビー
  • アカクビワラビー
  • シマオイワワラビー:埼玉こども動物園、多摩動物公園、到津の森公園
  • オグロワラビー:野毛山動物園、とべ動物園

北九州市・ひびき動物ワールド(JAZA非加盟)はフサオネズミカンガルー、オオカンガルー、シマオイワワラビー、ケナガワラルーを飼育しています。展示動物はカンガルーのみというユニークな動物園です。


一般的に、日本の動物園で飼育されているカンガルーは、大型のアカカンガルーとオオカンガルー。

ということで、出現率の高いアカカンガルーとオオカンガルーについて詳しく見ていきましょう。

秋吉台サファリランド アカカンガルー

アカカンガルーとオオカンガルー

2種とも、カンガルー目カンガルー科カンガルー属に分類されます。

名前の通りアカカンガルーは赤色。ハイイロカンガルーとも呼ばれるオオカンガルーは灰色。

と、一見簡単そうですが、2種の区別は難易度高め。

アカカンガルーなのに灰色だったり、オオカンガルーなのに赤茶色だったり、体毛に個体差が存在するからです。大きさも同程度なため、見た目は思いのほか似ています。

しかし、アカカンガルーと名付けられたからには、赤い個体がいます。

カンガルーのオスに注目!

動物園にカンガルーがいたら、まず大きなオスカンガルーを見つけましょう。

通常カンガルーは、オスの方がメスより大きく成長します。全身筋肉質で、お顔にも男らしさが表れています。

オオカンガルーとアカカンガルーの判別では、オスカンガルーがポイントになります。

オオカンガルーは、雌雄ともに灰褐色の体毛を持ちます。

アカカンガルーには赤い個体がいる、と紹介しました。それは、成熟したオスです。

おとなオスのアカカンガルーは明らかに色が濃く、赤く見えます。しかし、実際に毛が赤いのではありません。オスだけが出す体液により体毛が染まり、赤褐色に見えるのです。

アカカンガルーのオスとオオカンガルーのオスを比較すると、体格は同程度。しかし、体色が全く異なるので判別しやすいです。

平川動物公園 アカカンガルー
一番大きい個体がオスのアカカンガルー
平川動物公園 オオカンガルー
オスのオオカンガルー

カンガルーのしっぽをチェック!

もし大きなオスを見ても違いがわからなかったら、しっぽを見ましょう。

アカカンガルーとオオカンガルーではしっぽの色が異なります。

アカカンガルーの尾は全体的に同色。一方、オオカンガルーの尾は先端に向かうにつれて、色が濃くなっています。

メスが多い展示場では、判別が難しいですが。しっぽに注目すると種類がわかります。

鹿児島市・平川動物公園ではアカカンガルーとオオカンガルーが同じエリアに展示されています。2種を同時に見比べられるおすすめスポットです。

オオカンガルーとアカカンガルーの違い
左:アカカンガルーの尾は全体的に同色  右:オオカンガルーの尾は先端が黒色

あなたが見た動物園のカンガルーは、何カンガルーでしたか?

意外と知られていないカンガルーの種類。色や尾に注目して観察してみてください。

以上、カンガルーの種類と見わけ方でした。