キングチーターとは?チーターの種類|速さの秘訣にせまる【生態と特徴】

03/02/2020

地球上で最も足が速い哺乳動物といえば?

多くの方がチーターと答えられるでしょう。その魅力的な身体能力と容姿から、チーターの知名度はかなり高いです。

一方、チーターを飼育している動物園は全国で14か所のみ。実際のチーターを見たことがある人は、意外と少ないかもしれません。

知っているようで知らないチーターの速さの秘訣や性格などを紹介します。さらに、世にも珍しいキングチーターの正体に迫ります。

チーターとは?

食肉目ネコ科チーター属。

遠いむかし、チーターは北アメリカから中国、ヨーロッパを経て、最終的にアフリカ大陸に移りすんだと考えられています。

かつては世界中に分布していましたが、環境の変化や密猟によりチーターの生息域は断片化。およそ100年の間に90%近く減少しました。

現在、チーターの数は1万頭未満。IUCNレッドリストで危急(VU)に記載されています。

アフリカンサファリ チーター

チーターの種類

チーターはアフリカにのみ生息していると思われがちですが、実は、アジアにも存在します。その名も、アジアチーター。

アジアチーターに加えて、アフリカに生息するチーターは4亜種いると考えられています。

  • 食肉目 Carnivora
    • ネコ科 Felidae
      • チーター属 Acinonyx
        • チーター Acinonyx jubatus
          • ホクセイアフリカチーター Acinonyx jubatus ssp. hecki
          • ヒガシアフリカチーター  Acinonyx jubatus ssp.fearsoni
          • ミナミアフリカチーター  Acinonyx jubatus ssp.jubatus
          • ホクトウアフリカチーター Acinonyx jubatus ssp.soemmerringi
          • アジアチーター      Acinonyx jubatus ssp. venaticus

※諸説あり、アジアチーターとアフリカチーターの2つにわける説もあります。

アフリカのチーター

アフリカ大陸の、北西、東、南、北東と4つの地域に、4亜種のチーターが存在します。

東アフリカに生息する個体が、最も巨大化するといわれています。

チーターの半数近く(4000頭以上)が南アフリカに生息しています。ついで東アフリカに2500頭、その他の地域は数百頭ずつと推定されています。

絶滅寸前!サハラチーター

ホクセイアフリイチーターは別の名をサハラチーターといいます。

アフリカ北部と西部ではチーター減少が続き、現在、アルジェリア、ニジェール、ベナン、ブルキナファソの4か国にしかいません。

サハラチーターは500頭以下、そのうち繁殖可能な個体は250頭程度と考えられています。日々、絶滅の道を進んでいます。

IUCNは、サハラチーターを深刻な危機(CR)に分類しています。

【最新情報】2020年5月、10年ぶりにアルジェリア南部・アハガル山地でサハラチーターの姿が撮影されました。

アジアのチーター

チーターはアフリカのイメージが強いですが、アジアにも生息しています。

IUCNは亜種として登録していますが、なかにはアフリカのチーターと異なる独立種であるとする説があります。

かつては、地中海沿岸やアラビア半島からインドまで分布していました。

アジアチーターが生息する国々では、貴族たちが生け捕りにしたチーターを飼育・訓練し、シカやガゼルの狩りに利用していました。

野生のチーターが減るうえに、野生ガゼルも減少します。さらに生息地破壊がかさなり、次々と地域的な絶滅が発生しました。

現在、アジアチーターの生息地はイランのみ。そのためイランチーターとも呼ばれています。

個体数は50頭ほどと考えられ、絶滅寸前の状態(CR)です。

一方で、サハラ砂漠北部に生息しているチーターがアジアチーターである可能性を残しています。

この地域でチーターが多く生息するアルジェリアでは、遺伝子研究が進められています。

アジアチーターはアフリカのチーターより小柄で頭が小さく淡色。さらに肩や腹の毛が長いのが印象的です。

キングチーターとは?

世の中には、キングと名の付くチーターがいます。その由縁は模様。

通常のチーターは黄色の体毛に黒い斑点があります。

一方、キングチーターは背面に帯状の黒い模様が入っています

手前の背を向けて横になっている個体に注目してください。明らかに斑点ではない、太く黒い線があります。通常のチーターの中で異彩を放つ存在です。

秋吉台サファリ キングチーター
手前:キングチーター

キングチーターは種類ではありません

見た目がまったく違うチーターとキングチーター。しかし、遺伝的には同じであることが判明しています。

つまり、キングチーターはクロヒョウなどと同様、劣性遺伝により誕生しました。

キングチーターの個体数は非常に少なく、世界的にとても珍しいチーターです。

秋吉台サファリ キングチーター
  • チーターは6種類:アフリカに5亜種 アジアに1亜種
  • アジアチーターの生息地はイランのみ
  • キングチーターは見ためが違うだけで種ではない

ここから登場するチーターは、アフリカチーターを参考にしています。

チーターの形態

チーターの一般的な体長は1.2メートル前後。オスは50kg、メスは30kgほどの個体が多く、細身で小顔な印象です。

オスの方がメスより大きく、最大1.5メートル、体重70kgほどに成長します。

黄色い体毛に黒い斑点。目頭から口にかけて黒い線が入っているのが特徴的。涙のように見えることからティア―ライン【Tear Line】涙の線と呼ばれています。

チーターとヒョウの違い

ぜんぜん似ていないのに意外と間違われているチーターとヒョウ。では2種の違いをチェックしてみましょう!

まず生息地が異なります。

チーターはアフリカ大陸とイランのみ。一方のヒョウは順応性が高くアフリカからロシア、東南アジアにまで広く分布しています。

ヒョウは体長1.6メートル前後。チーターに比べると胴体や頭が大きく見えます。体重はオス60kg、メス40kgほどと、チーターより10kgも多いです。

獲物が豊富な地域では体重90kgほどのヒョウも報告されています。

  • チーター
    • 体長 130cm
    • 尾長 70cm
    • 体高 75cm
    • 体重 オス50kg メス35kg
    • 模様 黒い斑点 ティア―ライン
  • ヒョウ
    • 体長 160cm
    • 尾長 90cm
    • 体高 70cm
    • 体重 オス60kg メス40kg
    • 模様 黒い斑点 ロゼット

また、ヒョウの体には斑点だけでなく、花のような模様(ロゼット)が入っています。

並べてみると、その違いは簡単。

チーターの方がヒョウより小さく細いうえに、模様も全く異なります。

ヒョウとチーター
  • 大きさ チーター<ヒョウ
  • 模様  チーター(斑点+ティアーライン)ヒョウ(斑点+ロゼット)

チーターの生態

基本的に単独行動を好むチーター。他の動物のじゃまにならないよう、ひっそりと暮らしています。

チーターの子は成熟するまで母親と過ごし、その後ひとり立ちします。

チーターのオスは尿をまき、縄張りを保持します。

一方メスは、オスの縄張り内を自由に移動します。そのため、行動範囲はメスの方が広い傾向にあります。

チーターは群れる?群れない?

長きにわたってチーターは単独行動と思われていました。

ところが、とくにオスは兄弟や若いオス同士で群れを成すことがわかってきました。

オスの群れはコアリションと呼ばれ、ライオンの兄弟もコアリションを形成することが知られています。

協力して縄張りを守ったり、狩りを行ったり、複数頭ならではのメリットがあります。

生息地および獲物の減少の影響か、複数頭のチーターが行動を共にする光景はしばしば観察されるようになりました。

最大で8頭(オス5頭、メス1頭とその子2頭)のグループが発見されています。

社会性に乏しいといわれていたチーター。獲物減の問題を解決するために、群れで大きな獲物をしとめ皆でわける社会的生活にかわりはじめているのかもしれません。

ひとなつこい?!チーターの性格

チーターは争いを好まず、臆病な性格です。

体が細く顎も小さなチーターは、ライオンやハイエナには敵いません。たとえ空腹であっても、他の肉食獣の姿が見えると、獲物を置いて走り去っていきます。

チーターのマーキングに強い攻撃的な意味合いはなく、自分の居場所を知らせたり、相手を避けたりするためと考えられています。

チーターは温厚で人になつきやすく、飼育が容易な野生動物のひとつ。

海外の動物園では、チーターが動物アンバサダーとして育てられています。動物アンバサダーとは、動物や環境の大切さを伝える場に登場するマスコットキャラクターのようなもの。

人気の高いチーターをアンバサダーにすることで、来園者が増加。結果として、多くの方が野生生物を学ぶきっかけとなっています。

チーターをペットにはできません!!

また、美しい容姿はお金持ちのステータスとして扱われ、ペット需要が高まりました。

しかし、ワシントン条約附属書Ⅰに指定されているチーターを手に入れることは不可能です。

そこで現れるのが動物最大の敵、密猟業者。チーターは高額で取引され、密猟や密輸が絶えない動物のひとつです。

変わりもののビッグキャット

チーターはネコ科に分類されています。体長は1メートルを超え、ビッグキャットとも呼ばれます。

しかし、ヒョウやライオンとは異なる点がいくつかあります。

チーターは吠えません

ライオンやトラは大きな声を出して、威嚇や主張を行います。

一方、チーターは吠えません。

家ネコや鳥のような声を出すだけです。ボリュームも小さく、とても可愛らしい印象です。

チーターは夜行性ではありません

ネコは基本的に夜行性。夜間でもわずかな光を取り込み、目視することができます。

ところが、チーターは暗くなるとほとんど目が見えません。つまり、昼行性の動物なのです。

チーターは、明るくなりだした明け方や、暗くなりだす夕方に狩りを行います。

顔にある黒い筋模様(ティアライン)は、日光のまぶしさを軽減するためだろうと考えられています。日中に活動するチーター特有の進化です。

安佐動物公園 チーター

チーターは木登りが下手?!

チーターが木に登っているという観察記録は少なく、ネコの中では最も木登りが苦手といわれています。

スピードを追求したチーター。木に登るより走り去る方が、危険を回避できるからでしょう。

つまり、苦手というより木登りの必要性が低いのではと考えています。

最近は研究が盛んになるにつれ、チーターの木登りは以前より確認されるようになりました。周囲の確認や単なる遊びのために木登りをしていると報告されています。

チーターの狩り

チーターの狩りは、基本、単独。一部は群れを成して狩りを行います。

嗅覚ではなく視覚を使って獲物を探します。食糧難のときには、10km以上もの距離を歩きまわります。

ターゲットは、群れからはぐれたインパラやトムソンガゼルなど、自分より小さい動物がほとんど。体勢を低くし獲物に忍び寄り、あっという間にとらえることができます。

一方で、持久力のないチーター。全速力で追いかけられるのは、ほんの数百メートル。時間にすると、20秒ほど。相手も足が速いため、勝負は一瞬にして決まります。

コアリションの場合は、ヌーやシマウマなど大型動物も狙います。

しかし、ライオンやトラのような立派な牙がないため、群れでかかっても息の根を止めるのに時間がかかります

仕留めようとしている獲物を逃がしたり、奪われたりしないように注意を払っています。

チーターの狩りの頻度

成獣は2~3日に1回、母チーターに至っては毎日狩りをして食事をします。

細身ですが、他の大型ネコ科動物に勝る食事回数の多さです。大食漢のイメージのライオンやトラは、エサがあるときに大量に食べ、1週間以上絶食することもあります。

果敢に狩りに挑むチーターは、その分、体力を消費しエネルギーを必要とします。ところが、失敗もしくは略奪されることも多いのが事実。

ハイエナやリカオンに比べると、効率が良いとはいえないかもしれません。

サバンナにおけるチーター

体長1メートル以上の肉食獣ではあるものの、自然界におけるチーターの地位は非常に低いと考えられています。

チーターの顎や歯は小さく、ライオンやヒョウのように一撃で獲物を仕留めることはできません。ときには、相手の息の根を止めるのに20分以上かかります。

しかも全速力で走ったあとには、全く動けない時間があります。食事の前だとしても、酷使した体を休めなければなりません。

通常、単独で行動しているチーターは、休んでいる間にライオンやハイエナなどに獲物を横取りされることもしばしば。

しかし、追いかけることはしません。負けることがわかっているからです。ひとやすみして、また狩りに出かけます。

アフリカンサファリ チーター

チーターの繁殖

野生では、雌雄ともに単独行動のチーター。発情期のみ、メスとオスが会合します。

妊娠期間はおよそ3か月。この間も、メスは自分で狩りをし、栄養を蓄えます。

そして、300グラム前後の小さな子を複数頭出産します。

体力を消耗した母親は、産後すぐ狩りに出かけなければなりません。

そのため、生まれたての子はいきなり放置されます。赤ちゃんだけの無防備な状態はしばらく続きます。この期間に亡くなる子も少なくありません。

子育ては母親のみ。子連れのチーターは毎日寝床を変え、隠れるように生活しています。

動物園におけるチーターの繁殖

集団飼育されている動物園では、発情が起こりにくいといわれています。そのため、繁殖がむずかしい動物のひとつです。

知名度は高いものの、個体数が少ないチーター。

IUCNレッドリスト危急(VU)に指定され、ワシントン条約で取引が規制されています。新しい個体を導入することは容易ではありません。

国内の動物園では連携をとり、繁殖活動に力を入れています。

多摩動物公園はチーター繁殖の成功率が高いことで知られています。2017年2月と6月に3つ子と4つ子、さらに2018年10月に5つ子が誕生しました。一時は19頭の大所帯となりました。

姫路セントラルパークでは、2018年3月の双子につづき、2020年3月にメス1頭が生まれました。

2021年は、1月多摩動物公園で3頭、6月千葉動物公園で6頭、7月アドベンチャーワールドで1頭の子が育っています。経験を重ね、国内のチーター誕生が増えてきています。

このように動物園における繁殖活動がチーター絶滅防止の鍵となっています。

チーターに会える動物園や赤ちゃん誕生ニュースは別記事で随時更新中です↓

赤ちゃんチーターはふさふさ

チーターの赤ちゃんは頭から背中にかけてふさふさの毛が生えています。

子どものうちだけ生えているふさ毛は草むらや茂みに同化し、敵に見つかりづらくなる効果を持ちます。

おとなは顔が小さくシュッとした雰囲気を持つチーター。しかし、赤ちゃんは顔も体も丸く、ぬいぐるみのようです。

チーターの成長は非常に早く、生後6週間ごろには母親とともに行動し、肉を食べはじめます。1年以上は母親のもとで生きる術を学びます。

興味深いことに、チーターの幼獣の行動には雌雄差があります

メスは母親の狩りについていき、ハンティングの勉強をします。一方、オスは狩りより遊びや食べることに夢中になっています。

そのため、メスは狩りが得意で単独生活を送る一方、オスは狩りが苦手で群れ生活を送る傾向にあると考えられています。

チーターは1歳半までにひとり立ちし、2歳前後で性成熟を迎えます。

チーターの寿命

飼育下ではライオンやトラと同等、15年ほど生きることもあります。

野生チーターではメスの最長が14年、オスは10年。12歳以上のメスが子を連れている報告がないため、繁殖可能年齢は10歳ごろだと考えられます。

しかしながら、野生の子チーターが無事に生育する可能性は高くありません。

晴れて成獣になったとしても野生での寿命は短く、5年ほどしか生きない個体も多いといわれています。

生息地の破壊による食糧難や密猟などが、主な原因です。いずれもヒトの影響であることを、忘れてはいけません。

赤ちゃんチーターの生存率はおよそ5%!

野生チーターの赤ちゃんの生存率は非常に低く、5%程度といわれています。

チーターの狩りの成功率は50%ほど。しかし、ターゲットが近くにいない乾季や他の肉食獣に略奪されたときなどは、食糧難におちいります。

また、ライオンの縄張り内では、ライオンに殺されてしまうこともあります。その他、チーターの幼獣は、猛禽類やハイエナ、ヒヒなど、さまざまな動物に狙われます。

一方、遺伝子の多様化が進んでいない動物であり、免疫機能が劣っているという研究があります。

そのため、生後数か月の間に病気で亡くなる幼獣も多いと考えられています。

チーターのあしが速いのはなぜ?

チーターの最高速度は時速100km以上。言わずと知れた地上最速の哺乳類チーター。

いったいなぜチーターは足が速いのでしょうか?

歩き方のちがい|趾行性動物と蹠行性動物

第一に、わたしたちとは歩き方が違います。

霊長類やクマなどは、かかとを地面につけて歩く蹠行性(しょこうせい/せきこうせい)の動物。足の裏全体で支えるため、安定性は高いですがスピードは出ません。

一方、ネコやイヌなどは、爪先を使って歩く趾行性(しこうせい)の動物。地面を蹴るように走れるため、スピードが増します。

蹠行性と趾行性
  • 蹠行性
    • あしの裏全体を地面につける
    • 安定性が高い
  • 趾行性
    • つま先だけ地面につける
    • スピードが出る

つねに爪がでている|スパイクの役割

通常、ネコ科動物の爪は獲物を捕らえたり、木に登ったりする際に役立っています。

一方、狩りの際には足音が邪魔になります

そのため、ライオンやトラなどは爪を出したり引っ込めたりして、臨機応変に生活しています。

秋吉台サファリ ライオン

ところが、チーターの爪は引っ込めることができません(赤ちゃんのときはできます)。

これは、爪の牽引力を利用するため。爪は地面に突き刺さり、走行時のはずみになります。

チーターの狩りはスピード勝負。つねに出ている爪のおかげで、すぐに走りだせるのです。

アフリカンサファリ チーター

スピードのために進化した体

チーターは走行時の空気抵抗を減らすため、顔は小さく体は細く進化しました。

背骨がやわらかい

また、チーターの背骨はとても柔らかく、四肢を大きく前後に動かすことができます。

走行時のチーターの歩幅は非常に広く、1歩で7~8メートル進みます

走るときは背骨の動きがばねとなり、さらなる加速を生みだします。

チーターの心臓は超強い!

わたしたちは、運動したら脈拍や血圧が上がります。これは、心臓が動いている証拠。体を動かすために必要な酸素を全身へ送り出しています。

無から動への切り替えが一瞬で行われるチーターは、早急な酸素供給を必要とします。

そのため、チーターの心臓は非常にタフ。瞬時に心拍数をあげることができます。

チーターの心臓は強い力を持つ反面、莫大なエネルギーを消費します。全力疾走したあとの回復には30分以上かかると考えられています。

また、酸素を取り入れる肺は大きく、酸素を運搬する動脈は太く強いとわかっています。

このように、チーターは速さを追求した独特の進化により、一気にトップスピードまで加速することができます。

ブレーキの力に注目!

驚くべきは、チーターのスピードだけでなくブレーキ。

チーターは前後の四肢の筋肉構成が異なり、スピードとパワーを同時に生み出すことができます。この四肢の力が、全速力からの急減速を可能にします。

チーターの美しく長い尾はバランスや舵をとる役目

また、チーターの肉球は硬く、家ネコのようにぷにぷにの肉球ではありません。

チーターは強大な足の筋力や足裏の摩擦、優れたバランス感覚により、急な方向転換や減速など他の動物にはできない行動ができるようになりました。

アフリカンサファリ チーター

美しい体毛にしなやかな体。類まれなスピードを持つ、地上最速の哺乳類チーター。

この素晴らしい動物も絶滅の危機に瀕しています

イランに生息するアジアチーターは残り50頭ほどと、絶滅間近。アフリカチーターにその日が来てもおかしくありません。

野生での生存率が低いチーターの絶滅を防ぐためには、ヒトが介入せざるを得ません。

チーターの生息地では密猟を防ぐとともにチーターの保護や治療、繁殖などに取り組んでいます。最終的には野生に帰し、生息数増加を目標としています。

学んだことを実際に確認できるのが、動物園の醍醐味。

お休みの日には動物園に行って、チーターの模様や歩き方など細かいところまで観察してみましょう。

チーターに会える動物園は別記事に掲載しています↓

アフリカンサファリ チーター

以上、チーターの豆知識でした。

【参考】

国際自然保護連合

日本動物園水族館協会

【参考】

国際自然保護連合

日本動物園水族館協会