パンダもゴリラもオカピもコビトカバも!珍獣だらけの上野動物園

10/07/2018

東京都の上野動物園は、1882年に開園した日本初の動物園。

日本一有名な上野動物園では、どんな動物に会えるのでしょうか?

zoo zoo diary的おすすめ動物たちを紹介していきます。

上野動物園 ニシローランドゴリラ ハオコ シルバーバック

上野動物園の営業案内

営業時間は9:30-17:00。入園料は600円。ちなみに、年間パスポートは2400円です。月曜日が休園日なので要注意(祝日除く)。

上野動物園は朝から人が多いので、早めに行くことをおすすめします。

上野動物園の入園ゲート

上野動物園 園内マップ

上野動物園は大きく西園と東園に分かれています。現在、3か所の入口が設けられています。

西園には池之端門。東京メトロ根津駅をご利用の方は、こちらからの入園がスムーズです。

不忍池沿いには弁天門があります。弁天門へは、京成電鉄上野駅が最寄り。

東園にある表門はジャイアントパンダ舎が近いこともあり混雑しやすいです。時間帯によっては池の端門や弁天門を利用すると良いでしょう。

首都東京、日本最古の動物園では、ジャイアントパンダをはじめ、ゴリラやオカピなど珍しい動物を数多く展示しています。

さっそく園内へ入ってみましょう!

東園で会える動物たち|上野動物園

ジャイアントパンダ

表門から入るとすぐ右手に人が集まっています。世界中で愛されている動物、ジャイアントパンダの展示場です。

室内展示場へつづく行列。さらに屋外展示場の周りにもヒトの波。

お時間がある方は、列に並んでジャイアントパンダを近くで見てみましょう。

そんな時間はない、行列に並ぶのは嫌だ、という方もジャイアントパンダの観覧を諦めないでください!

屋外展示場内には、丸太で作られた台が設けられています。そこに置かれているのは、パンダの大好物、竹。開園直後は、朝ごはんタイムです。

ヒトの背丈より高い位置にパンダを惹きつけ、混雑時にも観察できるよう工夫されています。

上野動物園 ジャイアントパンダ

上野動物園のジャイアントパンダ

上野動物園では、現在オスのリーリー(2005年生)とメスのシンシン(2005年生)、そして2017年に誕生したメスのシャンシャンを飼育しています。

2020年9月には、西園にパンダのもりがオープン。

リーリーとシンシンは新しい獣舎で生活しています。屋内に3つ、屋外に4つの部屋を設け、パンダが過ごしやすく育児をしやすい環境を整えています。

2021年3月に、リーリーとシンシンの交尾が確認されています。今後も目が離せません。

スマトラトラ

インドネシアに生息するスマトラトラ。

トラの中では、いちばん小さな種類です。トラ特有の黒い縞模様が多いと言われています。

一般的に日本の動物園で飼育されているのは、ベンガルトラ。スマトラトラは、全国で8施設にしかいません。

暑い日だったので水分補給をしていました。みなさんも脱水症には十分お気をつけください。

上野動物園 スマトラトラ

インドライオン

ところで、みなさんライオンはインドにもいるってご存知でしたか?

インドライオンは、文字通りインドに生息するライオン。現在、350頭ほどしか確認されておらず、絶滅が危惧されている動物です。

以前は、上野動物園で飼育されていた2頭のインドライオン。ざんねんながら、2019年に死亡しました。

上野動物園にインドライオンはいません

2021年現在、横浜市の野毛山動物園とズーラシアでしかインドライオンに会うことができません。

上野動物園 インドライオン

ニシゴリラ

日本の動物園で見れるゴリラは、およそ20頭。すべてニシローランドゴリラという種類です。

その中の7頭を飼育しているのが上野動物園。

2017年10月には、オスのリキが誕生しています。詳しくは、リキの報告をご覧ください。

1996年にオープンしたゴリラの展示場。大きなガラスビューポイントが3か所あります。

上野動物園 ゴリラ

ゴリラのすむ森というほど樹木は多くありませんが、凹凸のある大地に木や岩が配置されています。縄やホース、藁などを利用し、環境エンリッチメントを取り入れています。

死角が多いため、見る角度によって異なる風景やゴリラに会えます。壁にある小さな窓からのぞくのもお忘れなく。

上野動物園 ゴリラの群れ

ホッキョクグマ

地上最大の肉食獣ホッキョクグマの展示場。動物園では、その風貌からどこにいても人気者です。

現在、上野動物園ではメスのデアと、オスのイコロが暮らしています。2頭は2008年生まれ。

仲良く過ごしていますが、いまだ繁殖には至っていません。

上野動物園 ホッキョクグマ デアとイコロ

アジアゾウ

上野動物園で飼育されているゾウは、アフリカゾウより小型のアジアゾウ。表門から真正面の位置に展示されています。

上野動物園 アジアゾウ

2020年10月、メスのウタイ(1998年生)がアルン(オス)を出産しました。100年以上の歴史を持つ上野動物園で、初めての出来事です。アルンは母親の愛情を受け、元気に育っています。

ざんねんながら、父親であるアティ(1996年生)はアルンの誕生前に死亡。そして、2021年3月には、もう1頭のおとなオス、ダヤー(推定1977年生)が亡くなりました。

現在は、ウタイ親子とスーリヤ(メス、推定1994年生)が飼育されています。

プレーリードッグ

げっ歯目リス科プレーリードッグ属。北アメリカ大陸の草原地帯(プレーリー)に生息しています。一夫多妻制の群れで生活する動物。動物園でも複数頭で展示されています。

食事中のプレーリードッグに癒されます。

ゾウに夢中で気づかない方もちらほら。じっくりプレーリードッグを見れる穴場ポイントです。

上野動物園 プレーリードッグ

東園では、カワウソや猛禽、アザラシ、テナガザル、バイソンなども展示されています。

西園で会える動物たち|上野動物園

園内には、東園と西園を結ぶ日本最古で最短のモノレールがあります。片道150円。乗車時間は1分半ほど。

わたしが来園したときは、10メートルほどの行列。乗車まで少し時間がかかりそうです。

徒歩でも5分あれば西園に到着。元気がある人は歩いた方が早いでしょう。

西園に入ると見えてくるのは、有名な不忍池(しのばずのいけ)。

水面を覆うように蓮が生えています。7月~8月にはピンク色の大きな花を咲かせ、よりいっそう美しくなります。

上野動物園 不忍池

ワオキツネザル

不忍池ではワオキツネザルたちがお出迎え。

池の中と外の展示場に架けられた吊り橋を行き来しています。蓮とワオキツネザルという上野動物園ならではの風景。

ワオキツネザル 不忍池 上野動物園 

ファンも多いようで、立派なカメラを持った方が何人もいました。

10:30ごろ、ワオキツネザルがぞろぞろと集結。エサの時間です。飼育員さんが島の中に入り、エサをばらまいたり手渡ししたり。

上野動物園 ワオキツネザル

丸いお尻から伸びる白黒の立派な尾。なんともワオキツネザルらしい光景です。

クロシロエリマキキツネザル

不忍池を渡り切ると、黒と白にくっきり分かれた美しい体毛を持つ、クロシロエリマキキツネザルが登場。

こちらもお食事中。果物を食べるときの表情に驚かされました。普段は可愛い顔してますので、ご安心を。

上野動物園 クロシロエリマキキツネザル

ハイイロジェントルキツネザル

30センチくらいの小さなキツネザル。

上野動物園 ハイイロジェントルキツネザル

竹林に生息しているハイイロジェントルキツネザル。昼行性で、樹上生活を送っています。

マダガスカルに竹が自生しているとを初めて知り、ジェントルキツネザルも初めて見ました。

ちょこちょこ笹を食べては、竹から竹へとジャンプ。リスのように忙しそうに食事する愛らしい動物です。

ジェントルキツネザルに会える動物園

ハイイロジェントルキツネザルが飼育されているのも、上野動物園だけです。

さらに同じ建物内ではアイアイが展示されています。アイアイも日本では上野動物園でしか会うことはできません。

アイアイは夜行性のため暗闇の中に展示されており、写真は撮りませんでした。

上野だけの珍獣、ジェントルキツネザルとアイアイ。じっくり観察してみてください。

マダガスカル島の動物

キツネザルはマダガスカル島にのみ生息する動物。つまり、キツネザルという名前がついたものはマダガスカルの動物です。

アイアイもマダガスカル固有のサルですが、キツネザル科でありません。アイアイ科に分類される唯一のサルです。

大昔にマダガスカルが独立した島になって以来、マダガスカル島の動物は独自の進化を遂げました。そのため、マダガスカル島には数多くの固有種が存在します。

現在は、森林伐採や狩猟により多くのマダガスカルの動物が絶滅の危機に瀕しています。

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フォッサ

キツネザルたちが暮らす展示場の近くには、マダガスカル島で最大の肉食獣フォッサが飼育されています。キツネザルたちの天敵です。

フォッサの形態

体長70センチ前後と大型犬ほどの大きさ。一方で、体重は8キロ程度とスマート。胴体と尾は長く、全身茶色の短い毛で覆われています。

一見ヤブイヌのようにも見えますが、ごつごつとしており筋肉質な印象です。

フォッサの生態

食肉目マダガスカルマングース科。マダガスカルの頂点に立つ、気性の荒い動物です。

マダガスカル島の熱帯雨林やサバンナに生息。夜行性ですが、日中活動することも確認されています。ほとんどの時間を木の上で過ごしています。

フォッサに会える動物園

国内では上野動物園だけがフォッサを飼育しています。

しかし、知名度の低さからか人気がない様子。

フォッサ自身も展示場の石と化したかのようにまったく動きません。

上野動物園 フォッサ

樹上で機敏に動く姿を見てみたいという希望は、叶わず。次は、夕方に行ってみたいと思います。

貴重なフォッサ、みなさんもお見逃しなく。

オカピ

わたしが行ったときは奥の方でそっぽを向いたまま。さらに、オリが頑丈で写真は撮れませんでした。

上野動物園 オカピ

一見、シマウマのように見えますが、偶蹄目キリン科に分類される動物。

お顔をよく見てもキリンには似てない気がしますが。毛に覆われた角や長い舌などキリンと同じ特徴を持っています。

アフリカのコンゴ民主共和国に生息しているオカピ。

世界三大珍獣として有名な動物ですが、警戒心が強いため、キリン以上に研究が進んでいない不思議な生き物です。

オカピに会える動物園

国内3か所の動物園で会うことができます。いずれも関東のため、地方に住む身としてはぜひともチェックしたい動物。

  • 上野動物園
  • ズーラシア
  • 金沢動物園

お隣にはキリンがいますので、オカピとキリンの共通点探しも楽しめるでしょう。

クロサイ

奇蹄目サイ科。おちょぼ口が印象的な、クロサイです。

上野動物園 クロサイ マロ

上野動物園のクロサイ

現在、オスのマロ(2000年生)とメスのアルゴ(1995年生)が暮らしています。

マロもアルゴも角の形がとてもきれいなので、判別にはちょっとコツが必要。鼻側の角が細く、シュッとしている方がメスのアルゴです。

2009年には、上野動物園で初めてクロサイの繁殖に成功!メスのミミカが誕生しました。現在、ミミカは熊本市動植物園で飼育されています。

まだまだ若いマロとアルゴ。これからも楽しみです。

カバ

アフリカ大陸サバンナの河川流域に分布するカバ。成獣は体長4メートル、体重3トンもあります。

扉から脚光を浴びて登場したカバさん。一目散にエサのもとへ向かって、モリモリ食べてました。

乾燥に弱いカバは、日中水の中にいて姿を見せないことも多々。陸にあがっている食事の時間は、シャッターチャンスです。

上野動物園のカバ

現在、オスのジロー(1983年生)とメスのユイ(2011年生)が暮らしています。年齢差もすごいですが、体格差もすごい。2頭の判別は、とても簡単です。

ユイは小柄で、ぱっちりお目目のでめきんちゃん。肌がきれいで若々しい女の子です。

一方、ジローは体が大きく、左の歯が外に出てる出っ歯さん。さらに二重あごも立派なおじさん!

上野動物園 カバ ジロー

コビトカバ

ジャイアントパンダ、オカピとともに世界三大珍獣と言われています。

中~南アフリカの草原にいるカバと異なり、コビトカバは西アフリカの森林に生息しています。

見た目はほぼ同じですが、2トン近くに成長するカバに比べると異常に小さいため、かつてはカバの奇形だと思われていました。

しかし、コビトというほど小さくはありません。体長は1.5メートル、体重は200キロくらいあります。

カバと見比べてみると、コビトカバはプリっ、ピカっという感じ。カバよりも陸上で生活することが多く、お昼寝も水の外でしていました。

上野動物園 コビトカバ

コビトカバに会える動物園

日本では4か所の動物園で、コビトカバに会うことができます。

  • 上野動物園
  • 東山動植物園
  • いしかわ動物園
  • アドベンチャーワールド

いしかわ動物園では、2016年12月にコビトカバの赤ちゃんが誕生しています。

西園では、ハートマンヤマシマウマやカンガルー、ハシビロコウ、レッサーパンダなどが展示されています。小獣館では、メガネザルやネズミの仲間が暮らしています。


世界三大珍獣を網羅し、珍獣が数多く展示されている見どころ満載の上野動物園。

ジャイアントパンダやゴリラの赤ちゃんはもちろん、オカピやコビトカバ、マダガスカル島の動物たちなど、貴重な動物の姿を見ることができます。

すべての動物を見てまわるには、少なくとも半日はかかるでしょう。

一方、アクセスも良く、周辺に観光地も多い上野動物園。ちょっとした時間に来園できるのが、良いところです。

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以上、上野動物園編でした。