トラ好き必見!平川動物公園ホワイトタイガーとベンガルトラだけ紹介します
広大な敷地を持つ鹿児島市の平川動物公園。
ゾウやキリン、サイなど大きな草食動物からライオン、ジャガーなどの肉食動物まで、120種類以上の動物を飼育しています。
その中でもトラの飼育数は日本有数!なんと5頭も飼育しています。
今回のzoo zoo diaryは、トラ好きさんへ平川動物公園のトラ情報をお届けします。

平川動物公園で会えるトラたち
平川動物公園には現在5頭のベンガル(系)トラが飼育されています。そのうち4頭はホワイトタイガーです。
ベンガルトラはインドなどに生息する大型のトラです。飼育下ではアムールトラとの交雑種がいるため、ベンガル(系)トラと記載しています。
ホワイトタイガーはベンガル(系)トラが遺伝子変異により白色になったもの。同じ種類の色違いです。
トラの種類、ホワイトタイガーについて詳しくは下記事をご覧ください。
ホワイトタイガー
ベンガル(系)トラの白変種をホワイトタイガーといいます。
全体が白色の毛で覆われ、縞模様は薄い茶色。瞳は青色。イメージするトラとは全く異なる印象のトラです。
平川動物公園ホワイトタイガーの歴史
平川動物公園のホワイトタイガーの歴史は、2011年に中国からやって来た当時3歳の雌雄から始まりました。
オスはタイガ、メスはコハクと名付けられました。コハクとタイガの相性は良く、3度の繁殖に成功しました。
しかし、ざんねんながらタイガは7歳という若さで死亡。
現在、2011年生まれのガクはアドベンチャーワールドで、コユキは姫路セントラルパークで飼育されています。
2013年生まれのリク、カイ、メイは現在も平川動物公園で展示されています。
2015年に生まれた2頭のメスは、オーストラリアのコアラと交換となりました。KikoとKaliと名付けられ、ゴールドコーストのドリームワールドで元気に暮らしています。
トラの展示場
現在、平川動物公園のホワイトタイガーの展示場は2か所あります。
順路通りに進み、手前(展示場1)がコハク、メイ、カイ。奥(展示場2)に、リクとベルが展示されています。ベルは通常色のベンガルトラです。
日にちや時間帯によって見れるトラが違います。状況によって上記が変更される場合も考えられますので、ご了承ください。
9:30~13:30 コハク(奇数日)/メイ(偶数日)
13:30~16:30 カイ
9:30~13:30 ベル
13:30~16:30 リク
平川動物公園のホワイトタイガー
現在、母と子3頭の合わせて4頭を、時間や日にちにより1頭ずつ展示しています。
コハク
母親のコハク、2008年生まれ。
縞模様が茶に近く、母親らしい優しい印象を受けます。

コハクとタイガの三つ子は、すでに成熟を迎えたおとなトラです。
カイ
いちばんハンサムなのが、カイ。

リク
リクは鼻が大きいのが特徴的。

メイ
メイとリクの顔は個人的には似てると思います。メイの正面の写真がなくて、申し訳ないですが。
オスとメスなので、体格差があります。

自分なりにそれぞれの特徴を把握しているつもりですが、間違えることもしばしば。特徴的な模様など発見したら、また報告します。
ホワイトタイガーは、観覧客から見にくいであろうところ(展示場の隅ややぐらの下など)にいたり、一方で、やぐらの上で堂々と休んでいたり、さまざまな表情を見せてくれます。
平川動物公園HPでは、ホワイトタイガーのライブ映像を見ることができます。来園者の少ない時間の、のびのびとしたトラの姿を見れるかもしれません。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ベンガルトラ
平川動物公園には、通常色のベンガルトラもいます。
名前はベル。2008年生まれのメスです。タイガとコハクといっしょに、中国から譲渡されました。
ベルは非常に端正な顔立ち。わたしの中では、1、2を争う美トラです。

小顔でシュッとした印象。
10歳を超え、高齢トラとなりましたが、その美しさは変わりません。
大きなガラスの展示スペースから見て、一番奥の見えにくいところによくいます。草が茂っていたり、丸太があったりと、うまいこと視線を避けているようです。
横の網部分から見ると、意外と近いです。見やすくはないですが、わたしは必ずチェック。
なぜなら、ベルは横顔も素敵だからです。

ホワイトタイガーはベンガル(系)トラの白変種。色以外は大きな差はありません。
ホワイトタイガーはアムールトラの血が混じっているものが多く、ベンガル系トラといわれます。
一方で飼育下のベンガルトラも純血は少ないとされ、ベンガル系トラと掲載している施設もあります。
ただし平川動物公園はベンガルトラと掲載しており、本記事でも同様にしました。

みなさんお気に入りのトラはだれでしたか?
動物園の人気者トラが5頭も暮らしている平川動物公園。
観覧のおすすめは午前中!通常色のトラとホワイトタイガーを見比べることができます。
それぞれの名前を覚えてじっくり観察すると、個性や特徴を見つけられるでしょう。そうすると、もっと動物園を楽しめること間違いなしです。
平川動物公園はトラだけでなく、ゾウ、ライオン、カバなど大きな動物をたくさん飼育しています。
また、マサイキリンやクロサイなど貴重な動物にも会えるzoo zoo diaryおすすめの動物園です。
平川動物公園に行く際は、ぜひ参考にしてください。
以上、平川動物公園のトラの紹介でした。
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