ジャガーとヒョウの違いは?特徴や見分け方を紹介します

ヒョウとジャガー|動物の豆知識

こんにちは。
大型ネコ科動物のヒョウとジャガー。どちらもライオンやトラより小さく、黄色に黒い模様と似た印象をお持ちの方も多いのでは?

そんな間違われやすい動物、ヒョウとジャガーを掘り下げていきます。

今回のおもな内容

比較しながら違いや共通点を発見してみましょう。

ヒョウ

食肉目ネコ科ヒョウ属。

生息地による体格差があります。大型のオスでも、体重100キロ以下、体長1.5メートル以下と言われています。

ヒョウの生息地

ネコ科の中で最も広範囲に分布しているヒョウ。

南はアフリカ、北はロシアまで生息しており、地域に順応した亜種が確認されています。

ちなみに、わたしたちがドキュメント番組でよく見かけるのは、アフリカに生息するアフリカヒョウです。

富士サファリパーク ヒョウ
アフリカに生息するアフリカヒョウ。

ヒョウの特徴

1. 木登りが上手

ヒョウはライオンやトラに比べて小さく、スマート。その分、俊敏に動きまわることができます。

特に、木登りが得意。木の上で休んだり、獲物を待ち伏せたりします。 また、食料を横取りされないように、他の動物が登れない高い枝の間などに隠す習性があります。

2. 高い順応性

生息地の項目で触れたように、ヒョウは広い範囲に分布しています。 気温マイナス30度の極地から40度の熱帯、砂漠から市街地まで、さまざまな地域に順応しています。

最も北に生息するアムールヒョウは、冬に向けて薄い色の長い毛が生えます。しっぽも長く、その姿はユキヒョウに似ています。

サンディエゴ動物園 アムールヒョウ
アムールヒョウは大型で毛が長い。

毛の長さや体の大きさを変化させ生き残る術は、立派な特技と言えるでしょう

一方で、森林を追われたヒョウが市街地に生息し、家畜やヒトを襲う事件が増加しています。動物による被害なのか、ヒトによる被害なのか、考えさせられます。

ヒョウに会える動物園

日本では14施設で、3亜種のヒョウに会えます

アムールヒョウに会える動物園
  • 旭山動物園
  • 東武動物公園
  • ズーラシア
  • いしかわ動物園
  • 王子動物園
  • 安佐動物公園
  • 福山動物園
ペルシャヒョウに会える動物園
  • 岩手サファリ
ヒョウに会える動物園
  • 群馬サファリ
  • 富士サファリ
  • 浜松市動物園
  • とべ動物園
  • 福岡市動物園
  • 平川動物園

ヒョウと登録されているものは、アフリカヒョウだと考えられます。

群馬サファリ、浜松市動物園、平川動物園では、クロヒョウが展示されています。

平川動物園 クロヒョウ スー
平川動物園のクロヒョウ、スー。

ジャガー

食肉目ネコ科ヒョウ属。

オスはメスよりも大型で、100キロを超える個体もいます。体長は1.5メートル前後と、ライオンやトラに次ぐ大きさと言われています

ジャガーの生息地

大型ネコ科動物というとライオンやチーターのようにサバンナに住んでいる、と思われる方もいるかもしれません。

ところが、ジャガーはメキシコ以南、おもに南米の森林に生息しています。

ブラジルのパンタナル湿原には、1000種以上の動物が生息しています。その中でも最大最強のハンターに君臨しているのが、ジャガーです。 南北アメリカで最大のネコ科動物です。

サンディエゴ動物園 ジャガー
ジャガーはアマゾン最大最強。

日本からパンタナル湿原行きのツアーが販売されています。ご興味ある方は、要チェックです。

ジャガーの特徴

1. 泳ぎが上手

熱帯雨林に生息するジャガーは、ネコ科なのに水を怖がりません。泳いで狩りをすることもあるそうです。川では、サカナやカメなどを捕食します。

また、ヒョウと同じように木登りも上手です。

2. 強靭な顎

体に対して頭部が大きく、噛む力が非常に強いと言われています。

ジャガーは、空腹時には何でも捕食します。その顎は、ワニを噛み砕くほどの力を秘めています。

3. 一撃必殺

ジャガーは前足の一撃、つまりネコパンチでターゲットを仕留めると言われています。 ジャガーの名前は、一突きで殺すもの、という意味を持つ現地人の言葉に由来するそうです。

ちなみに、 ライオンなどは獲物の首に飛びつき息の根を止めます。

以上の理由から、ジャガーはアマゾン最強の動物と言われています。

ジャガーに会える動物園

現在、ジャガーは9つの施設で展示されています。

  • 那須どうぶつ王国
  • 日本平動物園
  • 東山動植物園
  • 京都市動物園
  • 天王寺動物園
  • 王子動物園
  • とべ動物園
  • わんぱーく
  • 平川動物園

日本平動物園、京都市動物園、王子動物園、平川動物園ではクロジャガーを展示しています。

平川動物園 クロジャガー ボスキ
平川動物園のクロジャガー、ボスキ。

ジャガーとヒョウの違い

ざっくりとした生態と特徴を読んで、だいたいわかったかもしれませんが。ジャガーとヒョウには、大きな違いが2点あります。

ヒョウよりジャガーの方が大きい!

2種には明らかな体格差があります。

ジャガーはライオンに匹敵する大きさかつ顔も大きいので、迫力満点です。胴体や足も太く、全体的に筋肉質な印象です。

一方、ヒョウは比較的小さく、細い。動きもしなやかで女性らしい雰囲気さえ感じます。

ヒョウ柄とジャガー柄

そして、もう1点は体の模様。

ヒョウはいわゆるヒョウ柄で、黄色の体毛に黒い花のような模様があります。 一方、ジャガーは花の中に黒点が付いています。

ヒョウ 福岡市動物園
ヒョウは花のような模様。
ジャガー 京都市動物園
ジャガーは花模様の中に点がある。

一見、区別が難しいですが、じっくり見ると全く違うことに気づきます。

みなさんもジャガーとヒョウの違いを動物園で確認してみてください。

以上、ヒョウとジャガーの豆知識でした。

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