ナマケモノに会える動物園【2026年赤ちゃん誕生】一覧とニュースまとめ

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木の上でじっと動かず眠っている動物ナマケモノ。

名前が覚えやすく知名度は高いですが、じっくりと観察したことがありますか?

日本で飼育されているナマケモノは「フタユビナマケモノ」国内20か所以上の動物園で会うことができます。

このたびzoo zoo diaryがナマケモノに会える動物園リストをつくりました!さらに赤ちゃんや移動などナマケモノに関する最新情報をまとめてお届けします。

平川動物公園 ナマケモノ 仲良く眠る

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ナマケモノに会える動物園【24か所】

現在日本で飼育されているナマケモノはすべてフタユビナマケモノです。

おもに中南米の熱帯林に生息し、寒いところは苦手。日本では関東より南にしかいません。

関東・中部
  • 那須どうぶつ王国
  • 栃木県なかがわ水遊園
  • 埼玉県こども動物自然公園
  • 大島公園動物園
  • カワスイ川崎水族館
  • 千葉市動物公園
  • いしかわ動物園
  • 伊豆シャボテン動物公園
  • 日本平動物園
  • 東山動植物園
関西・四国
  • 京都市動物園
  • アドベンチャーワールド
  • 神戸どうぶつ王国
  • 王子動物園
  • 姫路セントラルパーク
  • とくしま動物園
  • のいち動物公園
中国・九州・沖縄
  • 秋吉台サファリ
  • ときわ動物園
  • 大牟田市動物園
  • うみたまご
  • 長崎バイオパーク
  • 熊本市動植物園
  • 平川動物公園

ナマケモノは外気温にあわせて体温が変化する変温動物。低体温になると消化ができないため、衰弱死することがあります。

そのため飼育下での温度管理はとても重要です。ほとんどの動物園では一年中温室や室内展示場といった空調の効いたところで展示されています。

【関連記事】おもしろすぎるぞナマケモノ「生態と特徴」動かない理由がわかる記事

ナマケモノの赤ちゃんに会える動物園

一生のほとんどをぶらさがって過ごすナマケモノ。交尾や出産もぶらさがったまま行います。

うれしいことに近年日本では、ナマケモノの赤ちゃんがしばしば誕生しています。

テラスとコウの赤ちゃん誕生!千葉

2026年1月、千葉市動物公園で1頭のナマケモノの赤ちゃんが誕生しました。父親は「コウ」母親は「テラス」このペアでの初繁殖です。

通常通りバードホールで展示されており、生まれたばかりのナマケモノの赤ちゃんを見ることができるチャンスです!

奇跡の子「テラス」の誕生と出産

2017年5月、千葉市動物公園では25年ぶりとなるナマケモノの誕生をむかえました。

母「おばあちゃん」は当時推定30歳。野生の寿命20歳を優に超えた、超高齢出産でした。

ちなみに父「お父さん」は1993年来園。おなじく20歳を超える高齢パパです。

日本中を驚かせたおばあちゃんの出産。子は奇跡という意味をもつ「テラス」と名付けられました。

なお、おばあちゃんは2018年5月、お父さんは2022年12月にその生涯を終えました。

千葉市動物公園 ナマケモノの親子
テラスとおばあちゃん(2017年7月)

奇跡の子テラスは2021年2月に初産、2022年5月に2度目の出産を経験しましたが、子は育ちませんでした。

しかし、2023年5月に生まれた子は無事に成育。子は「ひなた」と名付けられ、元気に過ごしています。

高知より「コウ」が来園!2023年

2023年10月、高知県・のいち動物公園よりオス「コウ」がやってきました。コウは2020年生まれです。

テラスとコウは見事結ばれ、新しい命が誕生しました。すくすくと育ってほしいですね。

那須|2025年もナマケモノ誕生!

2021年12月、栃木県・那須どうぶつ王国で初めてとなるナマケモノの赤ちゃんが誕生しました。

父親は2014年生まれの「コマ」母親は2012年生まれの「マロロ」です。

那須どうぶつ王国は2019年からナマケモノの飼育をはじめたばかりですが、見事繁殖に成功しました。

子は「コロロ」栄養不足が心配されたため介添哺育となりましたが、元気に成長。2024年10月に、いしかわ動物園へ旅立ちました。

2024年1月には、コマとマロロの第2子「フク」が誕生。ざんねんながら、同年8月に急死しました。

悲しいニュースの1年後、2025年8月に新たな命が生まれました。子は「ロイ」と名付けられ、マロロといっしょに展示されています。

のいち動物公園|これまでに8頭誕生

高知県・のいち動物公園は何度もナマケモノ繁殖に成功しています。

いずれも母親は推定2008年生まれの「キュウ」父親は推定1996年生まれの「アミーゴ」です。

アミーゴは2024年8月に亡くなりましたが、翌2025年2月にキュウはアミーゴの最後の子を出産しました。

子はメス「フユ」と命名され、すくすく成長中です。

キュウはそつなく育児をこなすベテランママ。子どもたちは全国の動物園へ旅立っています。

キュウとアミーゴの子どもたち
  • コマ(2014年生)  那須どうぶつ王国
  • シワス(2016年生) 神戸どうぶつ王国
  • ハク(2019年生)  アドベンチャーワールド ※2024年8月死亡
  • コウ(2020年生)  千葉市動物公園
  • フウ(2021年生)  神戸どうぶつ王国
  • アキ(2023年生)  ※非公開
  • フユ(2025年生)

ナマケモノの赤ちゃん人工哺育|和歌山

2024年8月、和歌山県・アドベンチャーワールド初となるナマケモノの赤ちゃんが誕生しました。

母親は高知県・のいち動物公園生まれの「ハク」父親は大阪府・みさき公園より来園したオス「モア」もしくは「ミヤビ」です。

ざんねんながら、ハクが出産後すぐに亡くなり、子は人工哺育となりましたが、元気に育っています。

伊豆|ナマケモノの介添哺育!2022年

2022年6月、静岡県・伊豆シャボテン動物公園にて父「カイ」母「メイ」のあいだに赤ちゃんが誕生しました。

赤ちゃんはメイといっしょに過ごしつつ、飼育員の哺乳や健康管理をうけています。自然哺育では子が衰弱しそうな場合にとられる飼育方法です。

メイのおなかにしがみつき、すくすく成長。名前は「サイ」に決まりました。

神戸どうぶつ王国|ナマケモノ初誕生

2020年9月、開園以来初めて神戸どうぶつ王国でナマケモノが誕生しました。

母親「シワス」は2016年生まれ、先述したキュウとアミーゴの子です。シワスは初産でしたが、オスの赤ちゃん「ベビドン」を上手に育てあげました。

父親「フガシ」は2021年5月に姫路セントラルパークへ移動。2022年2月、大きくなったベビドンは熊本市動植物園に旅立ちました。

かわって2023年3月には、高知県・のいち動物公園よりオスの「フウ」が仲間入りしています。

コモンマーモセットやインコといっしょに暮らしています。こんなにナマケモノが見やすいとは驚きです。

意外にも20か所以上の動物園で飼育されているナマケモノ。

複数頭飼育している施設や繁殖に成功している施設もあり、赤ちゃんナマケモノを見れる可能性は十分あります。

ぜひ癒し度満点のナマケモノに会いに行ってみてください。

以上、ナマケモノに会える動物園リストとニュースでした。

【参考】

日本動物園水族館協会