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多摩動物公園にいたキリン「ユウ」の子孫【動物の相関図】

08/02/2022

多摩動物公園は日本でもっとも多くのキリンを輩出している動物園です。2022年5月現在、17頭のキリンを飼育しています。

たくさんのキリンが生まれ全国の動物園へ旅立っています。

今回は1990年に多摩で生まれたメスキリン「ユウ」に注目!

2008年、17歳で亡くなってしまいましたが、ユウは日本のキリン繁殖におおきく貢献しています。

ユウ|1990年2月ー2008年1月

1990年に多摩動物公園で生まれたユウの子孫は現在15頭以上生存しています。

ユウは2006年までに4頭の子を出産。多摩動物公園のオスが亡くなったため、2007年10月に愛知県・豊橋総合動植物公園のんほいパークへ移動しました。

ところが、移動数か月後に事故死。おなかには体重50kgほどの胎児がいました。まだまだ健康で素晴らしい母キリンだっただけに非常に悔やまれます。

しかし、ユウの血は着々と受けつがれています。2020年上野動物園、2022年姫路セントラルパークで玄孫が誕生しました。

ユウの家系図

2022年7月現在 ()内は年齢順

  • ユウの子  4頭(?、ユメ、ユキ、ユーカリ)
  • ユウの孫  9頭(ユズ、ユリア、ユララ、ユリネ、ユラノスケ、ユルリ、ユリカ、ジム、ユイ)
  • ユウのひ孫 12頭(リンゴ、カリン、ジュリー、ジュア、キララ、ユン、ジン、ジジ、ユウヒ、リン、ジョー、?)
  • ユウの玄孫 2頭(ヒカリ、ニコ)
多摩動物公園キリンのユウ 家系図

ユウの第1・2子は父親がわからなかったため図に記載していません。

2006年長野県・茶臼山動物園で生まれたカンスケはユウの娘(ユキ、ユーカリ)とペアリングしています。

2013年埼玉県・こども動物自然公園で生まれたジルはユウの娘(ユーカリ)、孫(ユリア、ユリネ)とペアリングしています。

その他ジルは3頭のメスと繁殖に成功しています。くわしくは多摩動物公園のキリン「ジル」の子孫【動物の相関図】をご覧ください。

なお誤りや追加があればご指摘お願いいたします。

【参考】

多摩動物公園