徳山動物園にいたキリン「ゴンタとサクラ」の子孫【動物の相関図】
山口県周南市にある徳山動物園は1960年に開園。約5万平方メートル(サッカーコート7面以上)の敷地で100種以上の動物を飼育しています。
2029年のグランドオープンにむけてリニューアル進行中の動物園です。着々と事業はすすみ、レッサーパンダやペンギン、アジアゾウの施設等が刷新されています。
徳山動物園は2003年からキリンのペア(ゴンタとサクラ)を飼育しはじめました。ペアの相性はよく、サクラは8頭の子を生み育てました。
ゴンタとサクラの子どもたちは他県に移動し、日本のキリン繁殖に貢献してくれています。
そこで今回は徳山動物園にいたキリン「ゴンタとサクラ」の家系図を紹介します。
ゴンタとサクラ
ゴンタは2000年11月、広島県広島市・安佐動物公園生まれ。サクラは2002年4月、静岡県・浜松市動物園生まれです。
2頭は2003年に徳山動物園へやって来ました。ゴンタとサクラの相性はよく、2007年から2018年までに8頭の子をもうけました。
2012年に亡くなったハルは他園輸送準備中の転倒事故が死因。ゴンタとサクラの末っ子であるヒビキは順調に生育していると思われましたが、1歳をむかえてすぐに亡くなりました。
ハルとヒビキをのぞく6頭は全国の動物園に移動し、元気に暮らしています。
2020年12月、ゴンタはあしを痛め、ついには立てなくなり、あっという間に息をひきとりました。
しばらくはサクラに体調変化はありませんでしたが、2022年4月ごろから食欲不振や動きにくさが観察されました。ざんねんながら2022年6月に悪性リンパ腫のため亡くなりました。
サクラの死亡により、周南市徳山動物園のキリン飼育が終了しました。
ゴンタとサクラは2022年8月までに16頭の子孫をのこしています。
ゴンタとサクラの家系図
2022年8月現在()内は年齢順
- ゴンタとサクラの子 8頭(ゲンキ、ユウキ、ハル、リュウキ、ミズキ、イロハ、イブキ、ヒビキ)
- ゴンタとサクラの孫 8頭(エイト、エミリー、リュウト、アサヒ、ミクニ、フラハ、ユラ、コナツ)
伊豆アニマルキングダムへ移動したイロハ。初産年齢をむかえているので近々うれしいニュースがあるかもしれません。
京都市動物園へ移動したイブキは2頭のメスと繁殖に成功しています。メイはサクラの妹(マオ)の子です。
ゴンタの家族は別記事に掲載しています↓
本記事は過去のニュースや動物園SNS等を参考にまとめています。誤りや追加があればご指摘お願いいたします。
【参考】
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