クモザルやワオキツネザル!10種類以上の猿がいるときわ動物園

中南米とマダガスカルの動物|ときわ動物園6

山口県宇部市・ときわ動物園。全6回の締めくくりとなります。

中南米やアフリカ、マダガスカルの動物が登場します。

ときわ動物園 マップ

アリクイやカピバラの次に現れるのは、またまたおサルさん。

ジェフロイクモザル

中南米の森林に生息する霊長目クモザル科クモザル属の動物。

ジェフロイクモザルとは?

細い体に長い手足と尾、そして小顔というスーパーモデルのような体型のクモザル。

新世界ザル(中南米原産のサル)としては最大級。体長50センチ、体重6~9キロほどあります。

全体は茶~黒の体毛で覆われ、茶色の個体であっても手足は黒色。一般的に、目や口の周りには毛が生えておらず、肌色が見えます。

ときわ動物園 クモザル
ハル

ジェフロイクモザルは、数頭のグループが集まった20頭以上の大きな群れで行動しています。

おもに木の上で生活するため、食事の多くは植物。一方で、虫や卵などを食すこともあります。

彼らの天敵は、ジャガーやタカ。

しかし、樹上かつ群れで生活する大きなサルなので、成獣が捕食されることは多くありません。

寿命は20年以上。飼育下では30年以上生きると言われています。

足が5本のサル?!

60センチ以上と体よりかなり長い尾を持っています。クモザルの尾の先端は毛が生えておらず、尾紋(びもん)があります。

尾紋は、指紋のように滑り止めの役割を担います。エサをつかんだり木につかまったり、とても器用な動きを可能にします。

また、クモザルはしっぽだけで全体重を支えることができます。

器用で丈夫なクモザルの尾は、5本目の足の異名を持ちます。

クモザルの親子 ときわ動物園 
アカネ(母)とモミジ(子)

指は4本だけ?!

一方、前肢の親指は退化し、4本しかありません。

これは、ブラキエーション(腕渡り)をする際に、親指が邪魔になったためと考えられています。4本指の方が枝に引っかけやすく、素早い移動を可能にします。

クモザル ときわ動物園
尾の先に尾紋があり、手の親指はない

ゴリラより頭が良いサル?!

ジェフロイクモザルは非常に賢いサルとして知られています。なんと、ヒト科のゴリラよりも頭が良いという研究結果もあります。

自然界では、どこにどんな植物が自生しているか、きちんと記憶しているそうです。

ときわ動物園のジェフロイクモザル

現在、ときわどうぶつ園にはオスのハル8歳とメスのアカネ7歳がいます。

ときわ動物園 クモザルの親子

そして2017年10月。嬉しいことに、ときわ動物園初となるジェフロイクモザルの赤ちゃん、モミジが誕生しました。

父親は黒、母親は明るい茶色の個体。

赤ちゃんのモミジはというと、頭は黒っぽいですが全体的に金色。すくすく成長し、もうすぐ1歳を迎えます。

クモザルの授乳期間は2年半、まだまだ小さくかわいいモミジちゃんです。

2018年10月6日土曜日にはお誕生日会が行われる予定です。チャンスがあれば、ぜひお祝いに行きましょう!

ジェフロイクモザルに見とれていると、モサモサ動くものが……

なんと!カピバラがくつろいでいました。

クモザルとカピバラ

ときわ動物園では、同じ地域に生息するクモザルとカピバラの混合展示を行っています。

カワウソとボンネットモンキーの同居で驚かされたばかりですが。

クモザルとカピバラ 混合展示
クモザルとカピバラ

背景に溶け込み、なんの主張もせず、じーっとしているカピバラさん。

その向こうに、妻子を見ては、ボーっとするハルくん。

どちらも静かで穏やかさに満ちた雰囲気。とても幸せな時間を過ごせました。写真を見て思い出すだけでも、癒されます。

わたしは見れませんでしたが、クモザルとカピバラが接触することもあるようです。

ゆっくり時間をかけて観察したいですね。

クモザルの放飼場を過ぎると、またくねくね道の登場。アフリカの丘陵の入口です。

次はいったい何が現れるのか、わくわくするようなつくりです。

アフリカの丘陵・マダガスカルゾーン

最初に現れたのは、パタスモンキー。写真を撮り損ねましたご勘弁を。

お隣には、ミーアキャットがいました。珍しく暇そうにしてました。

ときわ動物園 ミーアキャット

そして、お次はブラッザグエノン。

オレンジのおでこと白髭が印象的で美しいサル。ざんねんながらこちらも良い写真が撮れず、申し訳ありません。

見たい動物がいるので先を急いでしまいました。目指すはアフリカの丘陵の先、マダガスカルゾーンです。

ワオキツネザル

マダガスカルと言えば、ワオキツネザル。

霊長目キツネザル科ワオキツネザル属。マダガスカル島に生息する動物です。

相変わらずのかわいさ。天気が良い昼下がり。お得意の日光浴をしていました。

ときわ動物園 ワオキツネザル

後から見ると、こんな感じ。

ときわ動物園 ワオキツネザル

太陽に身をゆだね、完全に無防備な瞬間です。

すると、そこへお仲間合流!

ときわ動物園 ワオキツネザル

一瞬だけ挨拶をして、2頭で仲良くひなたぼっこ。

ときわ動物園は2016年リニューアルオープンに向けて、2015年に日本モンキーセンターなどから計13頭のワオキツネザルを新規導入しました。

広大な放飼場のいたるところにワオキツネザルの目印、しましま模様のしっぽが見えます。

わたしが訪れたときは、ちょうどまったりモード。活発に動きまわる個体はいませんでしたが。

いつ見ても魅力的な動物です。

ときわ動物園 ワオキツネザル

ワオキツネザルにエサやりできる?!

ときわ動物園では、ワオキツネザルの放飼場にお邪魔して、エサをあげるイベントを行っています。Into the Waoと名付けられたエサやり体験は、どうやら不定期開催。

公式HPで要チェックです!

直近の予定は10月7日日曜日の14~15時。ただし、受付は12時から動物園入口にて行われます。先着32名ですので、申し遅れなく!

エリマキキツネザル

ワオキツネザルの向かいには、同じくマダガスカル原産のエリマキキツネザル。霊長目キツネザル科エリマキキツネザル属。

ときわ動物園では、コントラストが美しいクロシロエリマキキツネザルが飼育されています。

固まって寝ていたため、写真は撮れず。

水路を挟み向かい合わせに飼育されているワオキツネザルとエリマキキツネザル。

実を言うとワオキツネザルは南部の乾燥地帯、エリマキキツネザルは東部の多湿地帯。分布している地域が異なるため、自然界で対峙することはほぼありません。

動物園ならではの環境はきっと刺激的でしょう。お互いどのように感じているのか、気になるところです。

キツネザルを過ぎると、いよいよ最後のゾーンに突入します。

山口宇部の自然ゾーン

ツルやタヌキ、サルなど、国内に生息している動物たちが展示されています。時間の関係もあり、さささーっと通り過ぎてしまいました。飼育員さんすみません。

ときわ動物園 フクロウ

ぐるっと回って手口付近には、アルパカも飼育されていました。


最後は駆け足になってしまいましたが、ときわ動物園はいかがでしたか?

日本唯一のサルの飼育や展示法を取り入れたユニークで斬新な動物園。

一方でアクセスが良いとは言えず、サルに興味ない方はいまいちかもしれません。

しかし、これほどの生息地再現や行動展示を目前にすると、新しい発見や情報に出会えます。

アクロバティックな動き、リラックスした表情、混合展示ならではの場面など、じっくり観察するとさらに楽しめる施設だと思いました。

その他にも、写真では伝えきれない雰囲気やサル本来の俊敏さを実際に感じてほしいです。

動物園の予習をして、もっと当日を楽しみましょう!

ときわ動物園 シロテテナガザル

以上、ときわ動物園編でした。

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