国内最多!ときわ動物園のシロテテナガザルとアジルテナガザル

シロテテナガザルとアジルテナガザル|ときわ動物園2

山口県宇部市ときわ動物園最初のゾーン、アジアの森林を紹介しています。ときわ動物園1では、ハヌマンラングールが登場しました。

今回はテナガザル一色です。

ときわ動物園 マップ

シロテテナガザル

東南アジアに生息するテナガザル科テナガザル属の動物。

テナガザルは外見上他種とよく似ていますが、シロテテナガザルはその名の通り白い手足を持っています。

日本の動物園ではよく見かける種です。

シロテテナガザルの可愛さとアクロバティックでコミカルな動きは、常に注目を集めています。

ときわ動物園 シロテテナガザル

ときわ動物園のシロテテナガザル

日本随一のシロテテナガザル飼育数を誇るときわ動物園には、10頭前後のシロテテナガザルがいます。

2つの島(屋外展示場)に2つの群れ。そしてバックヤードに第3の群れがいます。

群れ1
父シン(23歳)、母メリー(31歳)、クッキー(オス7歳)、ラッキー(オス4歳)、メーテル(メス1歳)
群れ2
レモン(オス12歳)、テツロウ(オス2歳)
群れ3
父ゴロウ(16歳)、母メロン(18歳)、コウメ(メス2歳)

ざんねんながら2018年2月、群れ2に属していた母レディとその子(2017年10月生まれ)が死亡しました。

そのため群れ2はオスのみ。テツロウの父親は群れ3のゴロウなので、レモンとテツロウに親子関係はありません。

ときわ動物園のシロテテナガザルは全員茶色。数も多いので、個体識別の難易度は高めです。

ときわ動物園 シロテテナガザル

動物の体調や状況により展示方法など変更する可能性がありますので、ご容赦ください。

シロテテナガザルの展示場

水が苦手なシロテテナガザルの展示場は、柵やオリの代わりに水堀で囲われています。視界を遮るものは草木くらいで、ほぼありません。

観覧客は堀の周りをぐるりと移動できます。

好奇心旺盛な子ザルは水に木の枝を浸けてみたり、手を入れてみたり。苦手ながらも、水辺で遊ぶ様子を見ることができました。

堀の中には2つ島があり、それぞれ別の群れが暮らしています。隣り合う島にシロテテナガザルの別の群れを展示している動物園は、ときわ動物園のみ。

ブラキエーションに注目!

島には大小さまざまな樹木が植えられています。ブラキエーション(枝渡り)が得意なテナガザルが、十分に身体能力を発揮できる展示場です。

統一されたテーマ!東南アジア

2つの島の近くには、小さな小屋と橋が設けられています。テナガザルの生息地であるインドネシアの農家を模しており、寝室として使われています。

動物だけでなく、わたしたちにも生息地(東南アジア)の雰囲気を与えてくれる粋な演出。

観覧側にも橋が掛けられ、小屋に近づくことができます。テナガザルの放飼場にお邪魔したような気分。また違った角度でテナガザルを楽しめます。

わたしが訪れたときは、橋の上に家族が集まっていました。広い展示場なのにわざわざ狭いところに居るあたりが、また愛らしいテナガザルファミリー。

ときわ動物園 シロテテナガザル

雨の日や16:30以降には、寝室にいるシロテテナガザルたちを観察できます。

ときわ動物園の非公開ゾーン

動物園は通常、繁殖や調整のために公開していない展示場や施設があります。

ときわ動物園には、入口左手に繁殖棟という非公開の建物があります。シロテテナガザルをはじめ、繁殖棟にもたくさんのおサルさんが飼育されています。

飯食棟には、旧ときわ動物園で展示されていたローズ(メス)とカール(メス)のペア。そして、ジョイナー(メス)とモンジロウ(オス)のペアが暮らしています。

ローズ、カール、ジョイナーは、アジルテナガザルもしくはボルネオシロヒゲテナガザルです。

アジルテナガザル

アジルテナガザルは、シロテテナガザルと同じテナガザル科テナガザル属の動物。

インドネシアなど東南アジアに生息しています。

以前、ボルネオシロヒゲテナガザルはアジルテナガザルに分類されていました。近年では別種と言われています。

大きさや顔など一見そっくりなアジルテナガザルとシロテテナガザル。

アジルテナガザルは、シロテテナガザルと対照的な黒い手足を有しています。また、顔周りを見ると、白い毛が生えているのは眉だけです。

一方、オスは頬の毛も白っぽいため、シロテテナガザルとよく似ています。

下の写真は、リニューアル前のときわ動物園で撮影したもの。

ときわ動物園 テナガザル

右の個体は、シロテテナガザルなのでモンジロウ。よって左の個体はジョイナーだと思います。

ローズ以外は40歳以上と非常に高齢。非公開ゾーンなので生存中かどうか不明ですが。

ときわ動物園の飼育員ブログでは、たまに繁殖棟の様子を伝えてくれます。

また、バックヤードツアーなど繁殖棟を観覧するイベントを行っています。気になる方は要チェックです。

ときわ動物園3へつづく

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