ヒヒとペンギンが暮らすアフリカロックス!サンディエゴ動物園

アフリカロックス|San Diego Zoo7

カリフォルニア州サンディエゴ動物園AFRICA ROCKS(アフリカの岩々)を紹介します。

サンディエゴ動物園 マップ

カンガルーバス停4で下車すると、アフリカロックスはすぐそこです。

アフリカロックスはこれまでに紹介したエレファントオデッセイとアオウトバックの間に位置するくねくね道のエリアです。

サンディエゴ動物園は檻のない新しい展示場ばかり。そう見えるだけなのか、本当に新しいのかはわかりませんが。展示場だけでなく歩道や掲示物などすべてが整った、注目の動物園です。

AFRICA ROCKS

アフリカロックスは、2017年夏にオープンしたばかり。総工費なんと60億円以上!!!さすがアメリカ、規模が違います。

サンディエゴ動物園ではエンターテインメント(娯楽)よりコンサベーション(保全)を優先し、より自然の環境に近い展示を目指しています。

マントヒヒ

アフリカのエチオピア周辺に生息するマントヒヒ。日本の動物園でもしばしば見かけます。

英語ではヒヒのことをBaboonと言うらしく、ガラス前は「バブーン」という言葉が飛び交っており、新鮮でした。

サンディエゴ動物園 マントヒヒ
アルファオスのエルビス

それにしても立派なマントヒヒです。

マントヒヒはたてがみのようなふさふさの毛がマントに見えるため、その名がつけられました。

首から肩の長い毛は、おとなオスにしかありません。とくに強いオスは見事なマントを持ちます。

仲間を引き連れて闊歩する姿は、まさにスーパーヒーローのようです。

彼は20頭ほどの群れのリーダー。その名はエルビス、19歳。

毛づくろいを頻繁にされているのでしょう。灰色というより銀色に輝くような美しさ。一目で強いとわかりますね。

しかし、メスたちに白い目で見られているように感じるのはわたしだけでしょうか……。

サンディエゴ動物園 マントヒヒ

このあと、エルビスが1頭のマントヒヒに制裁を加え、展示場はもちろん、観覧客も唖然。ガラス越しとはいえ大迫力のエルビス!

野生のマントヒヒの群れをのぞいたような気分になりました。

ゲラダヒヒ

お隣にいたのは、ゲラダヒヒ。ゲラダヒヒ科という独立した種です。

エチオピアの標高が高い草原にのみ生息するサルの仲間。マントヒヒよりもさらに生息地が限定されています。

サンディエゴ動物園 ゲラダヒヒ

写真のゲラダはおそらくメス。

おとなのオスは、体が大きくマントヒヒのようにふさふさの毛が生えています。お顔にも長い毛が生えており、神々しささえ感じます。

コミュニケーションが高い!

ゲラダヒヒは高い社会性を持つ動物。30種類以上の声を使いわけてコミュニケーションをとります。発音の多さから、知能が高いこともわかります。

サンディエゴ動物園では、発情期になるとメスが独特な声を出してオスを呼ぶ姿が見れるそうです。

また、ゲラダヒヒの威嚇は特徴的なことで知られています。目を見開き、上唇をめくりあげて歯茎や歯を見せます。

リップロールやリップフリップと呼ばれています。かなり恐怖を感じます。

ゲラダヒヒの胸に注目!

ゲラダヒヒの胸には、一部だけ毛がなく赤い肌が見えるという不思議な模様があります。

今回は確認できませんず、がっかり。さらにざんねんなことに、現在、日本でゲラダヒヒに会うことはできません。

もしゲラダヒヒに会う機会があったら、胸のチェックをお忘れなく。

アフリカロックスエリアは、岩があったり不思議な植物が生えていたり、アフリカのイメージがつくられています。

くねくね道沿いには、たくさんの動物たちが展示されていました。San Diego Zoo5で紹介したヒョウもこのエリアにいました。

さらに、ワオキツネザルや色鮮やかな鳥類も飼育されています。

アフリカペンギン(ケープペンギン)

最後に現れたのはアフリカペンギン。日本ではケープペンギンの名でおなじみです。文字通り、南アフリカに生息するペンギンです。

真新しい大きな水槽で気持ちよさそうに泳ぐペンギンたち。

サンディエゴ動物園 ケープペンギン

展示プールが湾曲した構造になっているのか目の錯覚なのか……ペンギンが端の方に行って消えたと思ったら、シューっとまた現れます。

そして、すいすい泳いだ後、動きを止めてちょっと沈む。思い出したかのようにまた泳ぎだす。というパターン行動を繰り返していました。

ペンギンにとってはつまらないかもしれないですが。水槽の前にはベンチが設置されていたので、しばらく眺めていました。

繁殖のための展示場

日本の動物園や水族館でも飼育されており、親しみのあるケープペンギン。ところが、ケープペンギンは絶滅危惧種ENに指定されています。

サンディエゴ動物園のアフリカペンギンの展示場は、彼らの生息地である南アフリカのボルダーズビーチを真似て設計されているそうです。

自然に近い環境を再現することにより、アフリカペンギンの繁殖をサポートしています。

これからの動物園

サンディエゴ動物園が掲げているように、世界中の動物園ではエンターテインメントよりコンサベーションという考えがどんどん広がっています。

近年、日本でも経年劣化による動物園のリニューアルが相次いでおり、動物にとって良い環境づくりエンリッチメントが進んでいます。

飼育下動物は狭い獣舎にいれられ、人の目にさらされ、大きなストレスを抱えていることでしょう。当然わたしも彼らにストレスを与えてる原因のひとつなので、心苦しいですが。

動物福祉を考えた取り組みにより、動物たちの心が少しでも満たされることを願っています。

以上で、アフリカロックスエリアは終了。この時点で午後3時、入園から約5時間が経ちました。恥ずかしながら体力がだいぶ消耗され、後半あまり写真を撮っておりません。

文字ばっかりでつまらない……と言わずに、続きをどうぞ。

San Diego Zoo8へつづく

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