成長したテナガザルとオランウータン!2019平川動物公園の今

猿とレッサーパンダと南米の動物|平川動物公園2019-2

2019年夏、鹿児島県鹿児島市の平川動物公園。第1回ではアフリカの平原と野生のイヌ・ネコの今を、紹介しました。

今回は、世界のサル、南アメリカの自然、オーストラリアの自然など残りのゾーンの現在をお伝えします。

世界のサルゾーン

野生のイヌ・ネコゾーンからフライングケージへ進むと、世界のサルゾーンの最初の動物が見えてきます。

チンパンジー

相変わらず死角の多い展示場。ぱっと見ではチンパンジーの姿が見えません。

近づいてみると1頭地面に座り、何かを食べている様子。しかし、すぐにこちらに気づき見えないところへ移動していましました。

タワーに目をやると、小さなものが動きました。

平川動物公園 チンパンジー イチロー

2017年4月生まれのオス、イチローです。まだまだ小さく幼いですが、動きは素早くすぐに見えなくなってしまいました。

現在、イチローを含みオス3頭、メス3頭が暮らしています。

屋外放飼場の隣にある屋内展示場にはフルーツや野菜などの食事が用意されていました。しばらく待っていましたが、出てくる気配がなく諦めて次へ移動です。

ヤクシマザル

チンパンジーの向かい側は、ヤクシマザル。鹿児島県屋久島に生息するニホンザルの1種です。

ちょうどスコールのような大雨が降って来ました。しかし、ヤクシマザルの観覧スペースは屋根と壁があるため、濡れる心配はありません。

突然の雨にサルもたじたじ。遊び場は水浸しです。

ヤクシマザル 平川動物公園

雨でも構わず元気なのは、やっぱり子ども。お母さんが抱こうとしますが、じっとしていたくないようです。

ヤクシマザルの親子 平川動物公園

ヤクシマザルの赤ちゃんがぴょんぴょん飛びまわる度に、お母さんサルが心配そうに見ていました。

ヤクシマザル 平川動物公園

平川動物公園のヤクシマザル舎は、雨宿りしながらサルを見れる「雨の日おすすめスポット」です。

ワオキツネザル

天気が悪いからか、ワオキツネザルの姿はほとんど見えず。大きな変化もないようでした。

平川動物公園 ワオキツネザル

フクロテナガザル

お隣のフクロテナガザルは、木に登って採食中。

緑豊かで開放的なパノラマ展示が、フクロテナガザルの美しさを際立たせています。

平川動物公園 フクロテナガザル
カンナと赤ちゃん

フクロテナガザル家族が増えました!

平川動物公園のフクロテナガザルは、メスのカンナとオスのジャン、そして今年5歳になった娘のなのはな。

平川動物公園 フクロテナガザル

あれ?なのはなこんなに小さかったかな、と思いながら上を見ると、母子の上にも1頭。

テナガザルの子どもは、1歳半ごろから母親と離れて行動するようになります。その後、3歳までに母親離れすると言われています。

つまり、なのはなは自立している個体。どうやら、なのはなの弟か妹が誕生したようです。

2018年に行った時は、フクロテナガザルの様子がほとんど見えなかったため気付きませんでしたが。赤ちゃんは2017年生まれだと推定されます。早く名前や性別を知りたいですね。

平川動物公園 フクロテナガザル
なのはな

今回、父親のジャンの姿が見れなかったのがざんねん。20歳を超え、おじさんの仲間入りをしたジャン。これからも家族を見守りながら元気に過ごしてほしいです。

オランウータン

アンフランジの状態で鹿児島にやって来たオランウータンのポピー。優位なオスであることの証、フランジが成長していることは、2018年にお伝えしました。

本日は曇り時々雨。

ポピーは庇の下、狭いくぼみに上手に座っていました。濡れにくい場所で雨をしのいでいるようです。

平川動物公園 オランウータン

フランジがふっくらし、体も大きくなったように見えます。

相変わらず人間嫌いの様子。遠くから眺めるだけでも、こちらを意識し落ち着かないポピー。申し訳なくなってこの場を離れるとします。

移動するオランウータンをキャッチ!

約30分後、雨が止んだためもう一度ポピーの元へ。先ほどよりさらに遠くから観察します。

すると、ポピーが動き出しました。

そろりそろりと、ロープを綱渡り。やはり樹上生活者、バランス感覚の良さがうかがえます。

平川動物公園 オランウータン

最終的には腕も使って、

平川動物公園 オランウータン

放飼場にあるタワーに辿り着きました。

平川動物公園 オランウータン

フランジだけでなく、のど袋も大きくなっているようです。これも、フランジオスの特徴。

さらにポピーは移動を続けます。大きな体、長い毛を揺らしながらタワーをのぼり始めました。

平川動物公園 オランウータン

ついにはタワーの頂点へ。人目を避けるポピーが、まさか一番目立つ場所に行くとは驚きです。

平川動物公園 オランウータン

口元をよく見ると、むぐむぐ空気を入れたり出したりしています。フランジオス特有のロングコールを発するかと思いましたが、声は聞こえてきませんでした。

頂上に移動して数分後、雨が降り出してきました。

平川動物公園 オランウータン

ポピー、無念。また庇の下へと戻って行きました。

今回はポピーのいろいろな動きや表情が見れて、とてもラッキーな一日でした。ポピーのパーソナルスペースは、20メートルくらいなのかもしれませんね。

メスを惹きつけるというオランウータンのロングコール。いつかポピーのロングコールが響き渡り、メスと結ばれる日が来ることを願います。

ホオジロテナガザル

ホオジロテナガザルのモンジロウ。高齢のため室内展示のみですが、今回も会うことができました。

平川動物公園 ホオジロテナガザル

エサも食べず静かに眠っていました。今年の夏も暑いので、モンちゃんの体調が気になります。

レッサーパンダ舎

2018年にお伝えしたときは2頭だった平川動物公園のレッサーパンダ。

2019年4月に神戸市立王子動物園からメスのメロディがやって来ました。

レッサーパンダのメロディ

まだ2歳のメロディは、スバルの第2の奥様候補。2011年から飼育している風美が12歳となり、繁殖能力が衰えてきたためです。

メロディ屋外展示場にて13:30から公開されています。

平川動物公園 レッサーパンダ メロディ

さすがの若々しさ。くっきりとした色にふさふさの毛、ザ・レッドパンダです。キリっとした顔立ちは風美とどことなく似ています。スバルとうまくいってほしいですね。

南アメリカの自然ゾーン

日が差さない日だったとは言え、湿気を帯びた空気が不快に感じる昼下がり。アマゾンなど熱帯雨林に生息する動物たちは平気なのでしょうか?

ブラジルバク

ブラジルバクは上手に暑さに対処していました。プールがある放飼場で、2頭仲良く入浴中。個体識別ができないので申し訳ないですが。

平川動物公園 バク

静かに水に浸かる様子に癒されます。しばらくすると、入水。

平川動物公園 バク

最終的にはすべて水の中へ。ほどよいにごりがバクの姿を消してくれます。

どのくらい息が止めれるのだろうか、と思い出てくるまで待つとします。

平川動物公園 バク

ぷはぁ、と言わんばかりの表情。

平川動物公園 バク

結果は、思いのほか短く1分程度でした。

野生では天敵ジャガーから身を隠したり、水底に生えた草を食べたり、多くの時間を水中で過ごしています。実際には、5分ほど潜水することができます。

静かに時間を過ごす動物たち、何を考えているのか聞いてみたいものです。

フタユビナマケモノ

屋外展示場もある平川動物公園のナマケモノ。未だかつて活発なナマケモノをここで見たことがありません。

が、今回もざんねん。

平川動物公園 ナマケモノ

本当に今年撮ったものか疑われそうなほど、昨年と変わらぬ態勢で寝ています。

夏限定の夜間開園では、動くナマケモノが見れるかもしれません。気になる方は要チェックです。

2019NIGHT ZOO 9:00~21:00
8月3日・4日(土・日)
8月10日・11日(土・日)
8月14日(水)
8月17日・18日(土・日)
8月24日・25日(土・日)
8月31日・9月1日(土・日)
※入園は夜8時まで

マタコミツオビアルマジロ

ナマケモノの代わりと言っては何ですが、珍しく動きまわる動物を発見!

ふだんは巣の中に入り姿を見せないことが多いアルマジロ。ちょうど巣から出てきました。何をするかと思いきや、ぐるぐる周ったあとすこしだけお食事。

平川動物公園 アルマジロ

動くのも食べるのも一瞬のことで、全く写真が撮れず。行動するアルマジロが見れただけでも良いか、と自分に言い聞かせます。

平川動物公園2019-3へつづく

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