マサイキリン赤ちゃん公開!2019平川動物公園の草食・肉食動物

アフリカの草食動物と野生のイヌ・ネコ|平川動物公園2019-1

2018年に紹介した平川動物公園。今回は最新の情報をお届けします。

たかが1年、されど1年。あの動物は今?あの展示は今?2019年7月現在の平川動物公園を紹介します。

エリアや動物の詳しい情報、営業案内などは以下のリンクからご覧ください。

アフリカの草原ゾーン

入園して真正面に見えるアフリカの草原ゾーン。相変わらず広々として見晴らしの良い放飼場です。

平川動物公園 アフリカの草原

昼過ぎに訪れたこの日は曇天。桜島は見えず、ざんねん。

日差しが強すぎず過ごしやすいのか、動物たちは活発に動いていました。

マサイキリンのハート

最もサービスしてくれたのは、マサイキリンのハート。

平川動物公園 マサイキリン

人が歩く通路ギリギリに立っています。近くに行こうと場所を移動。

なぜかずっと目で追ってくるハート。

平川動物公園 マサイキリン

手を出すと首を出したので、おやつがもらえると思ったのかもしれません。

アフリカの草原エリアにはハートのほかに、息子のハヤテのみ。人前に陣取るハートとは反対に、展示場奥の見えにくい場所で落ち着きのない様子のハヤテ。

その理由はもちろん、ハヤテに弟が出来たからです。

マサイキリンの赤ちゃん

2019年4月10日オスの赤ちゃんが誕生しました。現在は、母親のアヤメといっしょにバックヤードで展示されています。

平川動物公園 マサイキリンの赤ちゃん
生後3か月のマサイキリン

バックヤードはクロサイ展示場の向かいにあります。気付いていない方が多く、キリンの赤ちゃんを独り占め出来ました。

15畳ほどの狭い柵で囲われたスペース。なんだかかわいそうに思えますが。落ち着いた様子でトコトコ歩く子キリン。

平川動物公園 マサイキリンの赤ちゃん
バックヤードにいるアヤメと赤ちゃん

従業員用通路を挟んだ先には、アフリカの草原にいるハヤテが見えています。どうやらハヤテは母親や弟が気になっていたようです。

ふと気配を感じ目の前を見ると、なんとシマウマが至近距離にいました。

普段は広い放飼場に出されているシマウマ。子キリンを他の動物に慣らすためか、通路に放されていました。

文句も言わずカコカコと音を鳴らして歩くシマウマ。穏やかな性格なんだろうな、と感じました。

夕方、動物たちが寝室へ収容される頃、アヤメと赤ちゃんも寝室に移動していました。アヤメは美味しそうな草木を大量に与えられています。

赤ちゃんキリンはと言うと、

平川動物公園 マサイキリンの赤ちゃん
夕方、アヤメ親子は室内へ移動

エサには目もくれずおとなしくお座り。

1年以上授乳期間のあるキリン。赤ちゃんのためにも、アヤメにはたくさん食べて健康を維持して欲しいですね。

【追記】2019年9月、赤ちゃんはアヤトと名付けられました。

ハヤテとハート

しばらくすると、わさわさ音が聞こえてきました。やって来た飼育員さんの手には、葉っぱ付きの大きな木の枝。それを追うように、ハートとハヤテがやって来ました。

2頭はアヤメの隣の部屋で、1つのエサかごを共有しているようです。

当然体も力も大きい父親のハートが先に食べます。横から食べようとするハヤテに、邪魔をするなと威嚇。ハヤテはおののき、部屋を出る始末。

オスのハヤテは、もうすぐ3歳になります。

野生のオスキリンは、4歳前後で生まれ育った群れを出ていきます。ハートとハヤテの関係が、そう遠くない旅立ちの訪れを予感させます。

カバの龍馬とナナミ

アフリカの草原の反対側は、カバの展示場。

龍馬とナナミはいつもどおり、寄り添って休んでいました。

平川動物公園 カバ

16時ごろに再度のぞくと、ナナミは陸に上がり獣舎への入口前に立っていました。一方、龍馬は水中をうろうろ。

平川動物公園 カバ

大きなカバがゆったり泳ぐ姿に多くの方が魅了されていました。

ナナミの両親は4頭、龍馬の両親も4頭の子を授かっています。ナナミと龍馬の赤ちゃん誕生を期待してしまいますが。変わらず2頭仲良さそうだったので、一安心。

サイのシノとサニー

シロサイのシノは、アフリカの草原にいます。以前と変わった様子なく過ごしていました。

クロサイのサニーも同じく。向かいのキリン親子や通路のシマウマには、全く興味がないようです。

昼過ぎは木の枝を枕におねむ状態。夕方は、獣舎でお食事。可愛い口元が良く見えました。

平川動物公園 クロサイ

野生のイヌ・ネコゾーン

時は7月、曇天と言えど蒸し暑く不快に感じる気候。毛皮で覆われた野生のイヌ、ネコたちにとって辛い季節がやって来ました。

クロジャガーのボスキ

クロジャガーのボスキは、2か所の檻を繋ぐ通路にいました。

平川動物公園 クロジャガー
通路にある木の上で休むボスキ

遮るもののない高い位置にあるため、涼しいのかもしれません。

わたしたち観覧者にとっても、ありがたい通路。頭上にジャガーがいるため、匂いや息づかいなどを感じることが出来ます。

平川動物公園 クロジャガー

さらに、真っ黒なジャガーのピンク色の可愛い肉球が見れます。

太く頑丈な足を持つジャガー。肉球も大きく力強い印象を受けます。

ぷにぷに、ではなく、弾力がありそうな分厚い肉球です。

クロヒョウのスー

ボスキを見上げているときに、左側から視線を感じ目を向けると、クロヒョウのスーがこちらを見ていました。スーもボスキの様子が気になったのかもしれません。

ヒョウの展示場前へ移動すると、スーも地上に降りていました。

ペットの犬のように、おとなしく座っていましたが、スーも眠たくなってきた様子。その後は櫓の影に移動し、トロンとした目で伏せていました。

平川動物公園 クロヒョウ

隣のライオン舎にはジオンがいましたが。ぐっすり寝ていました。ご老体なので、ストレスをかけないよう注意しましょう。

シンリンオオカミの親子

2018年5月に待望の赤ちゃんが誕生したシンリンオオカミ。元気に生まれた4頭でしたが、2か月後に2頭が死亡。さらに4か月後に1頭、そして2019年3月には父親のロジックが亡くなりました。

一時は6頭もいた平川動物公園のシンリンオオカミ。現在は、母親のミナと、生き残った1頭の子・ジンのみです。

立て続けに不幸が続きましたが、悲しんでばかりいられません。パートナーであるロジックを失った後も育児に励むミナと、生命力の高いジンを応援しましょう。

ジンはすくすく成長し、現在はミナより大きくなったそうです。よって見分けるのは至難の業。おそらく右がジンだと思います、落ち着きなかったので。

平川動物公園 シンリンオオカミの親子

まだ若いミナと、これからおとなになるジン。オオカミとして幸せな生活が遅れることを願います。

ベンガルヤマネコのマド

いつも隠れているマド。でもかくれんぼうは不得意、なぜなら隠れる場所が決まっているから。今回もすぐ見つけてしまいました。

展示場に植えられた木の右側、お気に入りのポジション。のぞいてびっくり、マドが起きています。

平川動物公園 ベンガルヤマネコ

ばっちり目が合ってしまい、思わずごめんと一言。今まで眠っているマドしか見たことがなかったため、こんなに目力が強いとは知りませんでした。

美しい毛皮に、吸い込まれるような美しい瞳。

平川動物公園 ベンガルヤマネコ

動きはありませんでしたが、とてもラッキーな瞬間でした。

ヤブイヌの右京と左京

2015年に飼育を始めたヤブイヌ兄弟の右京と左京。ヤブイヌはこの数か月で状況が変わっていました。

2019年2月京都市動物園よりメスのマドカが来園。

マドカは、共同繁殖計画に基づく移動です。右京・左京と同じ京都生まれではあるものの、両親が異なります。2頭の奥さん候補なのかもしれません。

わくわくしながらヤブイヌ舎に向かうと、1枚のポスターが目に入りました。

平川動物公園 ヤブイヌ

2019年3月に右京が亡くなっていました。仲睦まじい兄弟に会えることを楽しみにしていたのに、ざんねんです。

この日は新人のマドカ1頭が放飼場に出ていました。活発に動きまわり、写真を撮る隙はありませんでした。まだ新しい環境に落ち着いていないのかもしれません。

今後の左京とマドカの動向に注目です。

ホワイトタイガーのカイ

午後、ちょうどトラの交代の時間。ガラガラと音が鳴り、ホワイトタイガーのカイが出てきました。

よく見ると口元に血が付いています。肉食動物のリアルを感じます。

平川動物公園 ホワイトタイガー

芝生の上に横たわっていたカイ。しばらくすると、水浴びを始めました。

平川動物公園 ホワイトタイガー

プールはガラスビューの目の前に設けられています。至近距離でトラを観察できるつくり。

気持ちよさそうな表情や、

平川動物公園 ホワイトタイガー
プールに浸かり気持ちよさそうなカイ
平川動物公園 ホワイトタイガー

普段なかなか見えない、背中やお尻の模様まで見ることが出来ました。

ゆっくり水に浸かっているので、写真も撮り放題。しかも、観客はまばら。

なんとも贅沢なトラ観察です。

しばらくすると、ガラスに何かを見つけたカイ。

平川動物公園 ホワイトタイガー

狙いを定めて……

平川動物公園 ホワイトタイガー

ぺろり。

平川動物公園 ホワイトタイガー

パンチでも繰り出すかと思いきや、舐めるという可愛さ。

エサを食べて出てきたようでしたが、まだお腹空いているみたいです。

立ち上がると優におとなの身長を超えるトラ。恐怖は感じませんでしたが、迫力満点です。

メスのベルを見たいがために、午前中に来ることが多いわたし。午後に来ると、こんな活発なカイに会えるのかと、新しい発見でした。

ホワイトタイガーのリク

奥の展示場は、カイの兄弟リク。

平川動物公園のホワイトタイガーと言えば、2018年10月の悲しい事件を思い出す方が多いでしょう。リクと鉢合わせた飼育員の男性が死亡しました。

世間では殺処分か飼育続行か、大きな話題となりました。そんななか遺族の方はリクの飼育を続けて欲しいと訴えました。

結果、平川動物公園は飼育のみならず、同月27日に展示も再開しました。

リクはいったいどんな気持ちなんだろう、お世話してくれた人がいなくなったと気付いているのだろうか。

この件を機に、二度とこのような事故を起こさないよう、平川動物公園だけでなく、すべての飼育施設が再発防止に努めることを願っています。

プールで涼むカイとは異なり、リクは櫓の影で休んでいました。

平川動物公園 ホワイトタイガー

ガラスビューに背中を向け、お顔を見せてくれません。気配を消して、しばし眺めます。やっとのことで撮れた1枚。

平川動物公園 ホワイトタイガー

暑さに参っている様子。荒い息づかいが、ガラスを超えて聞こえてきそうです。

猛暑では元気ないことが多い動物たち。今年の夏も心配です。

みなさんも動物に夢中になりすぎず、水分補給お忘れなく。

平川動物公園2019-2へつづく

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