世界三大珍獣とマダガスカルの珍獣に会える上野動物園

マダガスカルと世界の珍獣|上野動物園2

上野動物園1では、パンダやゴリラ、ライオンなど目玉の多い東園を紹介しました。

西園ではいったいどんな珍獣に会えるのか、楽しみです。

園内には、東園と西園を結ぶ日本最古で最短のモノレールがあります。片道150円。乗車時間は1分半ほど。

10メートルほどの行列。乗車まで少し時間がかかりそうです。

徒歩でも5分あれば西園に到着。元気がある人は歩いた方が早いでしょう。

不忍池

西園に入ると見えてくるのは、有名な不忍池(しのばずのいけ)。

水面を覆うように蓮が生えています。7月~8月にはピンク色の大きな花を咲かせ、よりいっそう美しくなります。

上野動物園 不忍池
蓮の花が見れるのは午前中

ワオキツネザル

不忍池ではワオキツネザルたちがお出迎え。

池の中と外の展示場に架けられた吊り橋を行き来しています。蓮とワオキツネザルという上野動物園ならではの風景。

ワオキツネザル 不忍池 上野動物園 
不忍池を渡るワオキツネザル

ファンも多いようで、立派なカメラを持った方が何人もいました。

10:30ごろ、ワオキツネザルがぞろぞろと集結。エサの時間です。飼育員さんが島の中に入り、エサをばらまいたり手渡ししたり。

上野動物園 ワオキツネザル

丸いお尻から伸びる白黒の立派な尾。なんともワオキツネザルらしい光景です。

食事の時間が終わり飼育員さんも帰ると、ワオキツネザルたちも落ち着いてきたので、先へ進むとします。

クロシロエリマキキツネザル

不忍池を渡り切ると、黒と白にくっきり分かれた美しい体毛を持つ、クロシロエリマキキツネザルが登場。

こちらもお食事中。

上野動物園 クロシロエリマキキツネザル

果物を食べるときの表情に驚かされました。普段は可愛い顔してますので、ご安心を。

フォッサ

近くには、マダガスカル島で最大の肉食獣フォッサの展示場。キツネザルたちの天敵です。

フォッサの形態

体長70センチ前後と大型犬ほどの大きさ。一方で、体重は8キロ程度とスマート。胴体と尾は長く、全身茶色の短い毛で覆われています。

一見ヤブイヌのようにも見えますが、ごつごつとしており筋肉質な印象です。

フォッサの生態

食肉目マダガスカルマングース科。マダガスカルの頂点に立つ、気性の荒い動物です。

マダガスカル島の熱帯雨林やサバンナに生息。夜行性ですが、日中活動することも確認されています。ほとんどの時間を木の上で過ごしています。

フォッサに会える動物園

国内では上野動物園だけがフォッサを飼育しています。

しかし、知名度の低さからか人気がない様子。

フォッサ自身も展示場の石と化したかのようにまったく動きません。

上野動物園 フォッサ

樹上で機敏に動く姿を見てみたいという希望は、叶わず。次は、夕方に行ってみたいと思います。

貴重なフォッサ、みなさんもお見逃しなく。

フォッサを見たあとは、うす暗い施設の中に入っていきます。

ハイイロジェントルキツネザル
ジェントルキツネザル 上野動物園

30センチくらいの小さなキツネザル。

竹林に生息しているハイイロジェントルキツネザル。昼行性で、樹上生活を送っています。

マダガスカルに竹が自生しているとを初めて知り、ジェントルキツネザルも初めて見ました。

ちょこちょこ笹を食べては、竹から竹へとジャンプ。リスのように忙しそうに食事する愛らしい動物です。

ジェントルキツネザルに会える動物園

ハイイロジェントルキツネザルが飼育されているのも、上野動物園だけです。

さらに同じ建物内ではアイアイが展示されています。アイアイも日本では上野動物園でしか会うことはできません。

アイアイは夜行性のため暗闇の中に展示されており、写真は撮りませんでした。

上野だけの珍獣、ジェントルキツネザルとアイアイ。じっくり観察してみてください。

マダガスカル島の動物

キツネザルはマダガスカル島にのみ生息する動物。つまり、キツネザルという名前がついたものはマダガスカルの動物です。

アイアイもマダガスカル固有のサルですが、キツネザル科でありません。アイアイ科に分類される唯一のサルです。

大昔にマダガスカルが独立した島になって以来、マダガスカル島の動物は独自の進化を遂げました。そのため、マダガスカル島には数多くの固有種が存在します。

現在は、森林伐採や狩猟により多くのマダガスカルの動物が絶滅の危機に瀕しています。

両性爬虫類

アイアイのすむ森を抜けると、リクガメの大群。

上野動物園 リクガメ

すぐそばには、両性爬虫類館があります。

ちなみに、爬虫類館の中にはガラパゴスゾウガメが展示されています。わたしの中では見たいけど、入れないという葛藤が続いています。

爬虫類OKな方は、ぜひお立ち寄りください。

上野動物園の入園ゲート

西園には、池之端門という入園ゲートがあります。東京メトロ根津駅をご利用の方はこちらからの入園がスムーズ。

不忍池沿いには弁天門があります。弁天門へは、京成電鉄上野駅が最寄り。

東園にある表門はパンダ舎が近いこともあり混雑しやすいです。時間帯によっては池の端門や弁天門を利用すると良いでしょう。

池之端門からはフラミンゴが見えます。フラミンゴを通り過ぎると現れるのが、これまた珍獣。

オカピ

わたしが行ったときは奥の方でそっぽを向いたまま。さらに、オリが頑丈で写真は撮れませんでした。

上野動物園 オカピ

一見、シマウマのように見えますが、偶蹄目キリン科に分類される動物。

お顔をよく見てもキリンには似てない気がしますが。毛に覆われた角や長い舌などキリンと同じ特徴を持っています。

アフリカのコンゴ民主共和国に生息しているオカピ。

世界三大珍獣として有名な動物ですが、警戒心が強いため、キリン以上に研究が進んでいない不思議な生き物です。

オカピに会える動物園

国内3か所の動物園で会うことができます。いずれも関東のため、地方に住む身としてはぜひともチェックしたい動物。

オカピに会える動物園
  • 上野動物園
  • ズーラシア
  • 金沢動物園

お隣にはキリンがいますので、オカピとキリンの共通点探しも楽しめるでしょう。

オカピの向かい側には動かない鳥で有名なハシビロコウもいます。

クロサイ

奇蹄目サイ科。おちょぼ口が印象的な、クロサイです。

上野動物園 クロサイ マロ
マロ

上野動物園のクロサイ

現在、18歳オスのマロと22歳メスのアルゴが暮らしています。

マロもアルゴも角の形がとてもきれいなので、判別にはちょっとコツが必要。鼻側の角が細く、シュッとしている方がメスのアルゴです。

2009年には、上野動物園で初めてクロサイの繁殖に成功!メスの子ミミカが誕生しました。現在、ミミカはアドベンチャーワールドで飼育されています。

【追記】2018年6月、熊本市動植物園へ移動となりました。

まだまだ若い2頭、これからも楽しみです。

カバ

アフリカ大陸サバンナの河川流域に分布するカバ。成獣は体長4メートル、体重3トンもあります。

扉から脚光を浴びて登場したカバさん。一目散にエサのもとへ向かって、モリモリ食べてました。

乾燥に弱いカバは、日中水の中にいて姿を見せないことも多々。陸にあがっている食事の時間は、シャッターチャンスです。

上野動物園のカバ

現在、オスのジロー34歳とメスのユイ6歳が暮らしています。年齢差もすごいですが、体格差もすごい。2頭の判別は、とても簡単です。

ジローは体が大きく、左の歯が外に出てる出っ歯さん。さらに二重あごも立派なおじさん!

上野動物園 カバ
オスのジロー

一方、ユイは小柄で、ぱっちりお目目のでめきんちゃん。肌がきれいで若々しい女の子です。

そして、大きなカバのお隣には、小さなカバ。

コビトカバ

ジャイアントパンダ、オカピとともに世界三大珍獣と言われています。

中~南アフリカの草原にいるカバと異なり、コビトカバは西アフリカの森林に生息しています。

2トン近くに成長するカバに比べると小さいですが、コビトというほど小さくはありません。体長は1.5メートル、体重は200キロくらいあるようです。

カバと見比べてみると、コビトカバはプリっ、ピカっという感じ。

上野動物園 コビトカバ
カバの奇形だと思われていたコビトカバ

カバよりも陸上で生活することが多く、お昼寝も水の外でしていました。

コビトカバに会える動物園

日本では上野動物園の他に、東山動植物園、いしかわ動物園、アドベンチャーワールドで見ることができます。

いしかわ動物園では、2016年12月にコビトカバの赤ちゃんが誕生しています。

西園では、今回紹介した動物以外にもハートマンヤマシマウマやカンガルーなどが展示されています。

小獣館では、メガネザルやネズミの仲間が暮らしています。

上野動物園

世界三大珍獣を網羅し、珍獣が数多く展示されている見どころ満載の動物園。

ジャイアントパンダやゴリラの赤ちゃんはもちろん、オカピやコビトカバ、マダガスカル島の動物たちなど、貴重な動物の姿を見ることができます。

すべての動物を見てまわるには、少なくとも半日はかかるでしょう。

一方、アクセスも良く、周辺に観光地も多い上野動物園。ちょっとした時間に来園できるのが、良いところです。

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一度と言わず、何度も足を運びたくなる、国内入園者数No.1の動物園です。

以上、上野動物園編でした。

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