世界三大珍獣とマダガスカルの珍獣に会える上野動物園

マダガスカルと世界の珍獣|上野動物園2

こんにちは。
上野動物園1では、東園の動物たちを紹介しました。東園を満喫したら、西園に移動します。

今回のおもな内容
  • ワオキツネザル
  • エリマキキツネザル
  • フォッサ
  • ジェントルキツネザル
  • オカピ
  • クロサイ
  • カバ
  • コビトカバ

園内には、東園と西園を結ぶ日本最古で最短のモノレールがあります。片道150円。園内とはいえ、上り下りがあるため、主に歩くのがたいへんな方やお子さま連れが利用しています。

わたしは歩くのが好きなので、徒歩を選択。西園に入ると、大きな池が見えます。

有名な不忍池(しのばずのいけ)です。水面を覆うように蓮が生えています。夏になるとピンク色の大きな花を咲かせ、よりいっそう美しくなります。

上野動物園 不忍池

ワオキツネザル

西園に入ると、私の大好きなワオキツネザルたちが出迎えてくれます。

不忍池の中と外の展示場に吊り橋がかけられています。蓮とワオキツネザルという上野動物園ならではの風景がすごく気に入っています。

ワオキツネザル 不忍池 上野動物園 

ファンも多いようで、立派なカメラを持った方が何人もいました。

10:30ごろ、ワオキツネザルがぞろぞろ集まってきました。エサの時間です。飼育員さんは島の中に入っていき、エサをばらまいたり、手渡ししたり。羨ましい!

上野動物園 ワオキツネザル

食事の時間が終わり飼育員さんも帰ると、みんな落ち着いてきたのでわたしも先に進むとします。

クロシロエリマキキツネザル

不忍池を渡り切ると、黒と白にくっきり分かれた美しい体毛を持つ、クロシロエリマキキツネザルがいます。

こちらもお食事中。ジュースをこぼさないようにか、果物を食べるときは驚きの表情に!!

上野動物園 クロシロエリマキキツネザル

ちょ……ちょっと、こわい。でも、普段はかわいい顔してますので、ご安心を。

フォッサ

近くには、マダガスカル島で最大の肉食獣フォッサがいます。キツネザルたちの天敵です。

フォッサの生態

食肉目マダガスカルマングース科。マダガスカルの頂点に立つフォッサ、気性は荒い。

マダガスカル島の熱帯雨林やサバンナに生息しています。基本夜行性ですが、日中活動することも確認されています。

上野動物園のフォッサは地面にべたっと這いつくばって寝てましたが、野生ではほとんどの時間を木の上で過ごしています。

フォッサの特徴

大きさは体長70センチ前後と大型犬くらいあります。一方で、体重は8キロ程度とほっそりとしています。

全身が茶色の短い毛で覆われ、胴体は長い。体と同じくらいの長さのしっぽを持っています。

一見ヤブイヌのようにも見えますが、ごつごつとしており筋肉質な印象です。

フォッサに会える動物園

日本ではここ、上野動物園でしか見ることはできないとても珍しいフォッサ!

しかし、知名度の低さからか人気がない様子。フォッサ自身も展示場の石と化したかのようにまったく動きませんでした。

上野動物園 フォッサ

貴重なフォッサ、みなさんもお見逃しなく!

フォッサを見たあとは、うす暗い施設の中に入っていきます。

ハイイロジェントルキツネザルジェントルキツネザル 上野動物園

30センチくらいの小さなキツネザルがいました。

竹林に生息しているハイイロジェントルキツネザル。

マダガスカルにも、竹が自生していることに驚きましたが。

昼行性で、基本的に樹上で生活をしています。

ちょこちょこ笹を食べては、竹から竹へと飛び移り、忙しそうに食事していました。

ジェントルキツネザルに会える動物園

このハイイロジェントルキツネザルが飼育されているのも、上野動物園だけ。

さらに、同じ建物内ではアイアイが展示されています。アイアイも日本では上野動物園でしか会うことはできません。

アイアイは夜行性のため暗闇の中に展示されており、写真は撮りませんでした。ぜひ、みなさんの目でお確かめください。

マダガスカル島の動物

ご存知の方も多いでしょうが、キツネザルはマダガスカル島にしか生息していません。

つまり、キツネザルという名前がついたものはマダガスカルの動物、ということになります。

ちなみに、アイアイは特別。マダガスカル固有種ですが、アイアイ科に分類された唯一のサル。

大昔にマダガスカルが独立した島になって以来、マダガスカル島の動物たちは独自の進化をしました。そのため、マダガスカル島には数多くの固有種が存在します。

ところが、森林伐採や狩猟により多くのマダガスカルの動物は、現在絶滅の危機に瀕しています。

リクガメ

アイアイのすむ森を抜けると、リクガメがたくさんいました。

上野動物園 リクガメ

すぐそばには、両性爬虫類館があります。

ちなみに、爬虫類館の中にはガラパゴスゾウガメが展示されています。わたしの中では見たいけど、入れないという葛藤が続いています。

爬虫類OKな方は、ぜひお立ち寄りください。

上野動物園の入園ゲート

西園には、池之端門という入園ゲートがあります。東京メトロ根津駅をご利用の方はこちらからの入園がスムーズでしょう。

ちなみに、前回紹介した不忍池沿いには弁天門があります。弁天門へは、京成電鉄上野駅が最寄りとなります。

東園にある表門はパンダ舎が近いこともあり混雑しやすいので、時間帯によってはこれらの入り口を利用するのも良いと思います。

池之端門からはフラミンゴが見えます。フラミンゴを通り過ぎると現れるのが、

オカピ

わたしが行ったときは奥の方でそっぽを向いたまま。さらに、オリが頑丈で写真がひどい……。

上野動物園 オカピ

一見、シマウマのように見えますが、偶蹄目キリン科に属します。

お顔をよく見てもキリンには似てない気がしますが。毛に覆われた角や長い舌などキリンと同じ特徴を持っています。

アフリカのコンゴ民主共和国に生息しているオカピ。世界三大珍獣として有名な動物ですが、警戒心が強いため、キリン以上に研究が進んでいない不思議な生き物です。

オカピに会える動物園

上野動物園と横浜動物園ズーラシア、横浜市立金沢動物園の3か所でしか見ることはできません。

お隣にはキリンがいますので、オカピとキリンの共通点を探してみると楽しいかもしれません。

ちなみに、オカピの向かい側には動かない鳥で有名なハシビロコウもいます。

クロサイ

奇蹄目サイ科。おちょぼ口が印象的な、クロサイです。

上野動物園 クロサイ マロ
マロ

上野動物園のクロサイ

現在、18歳オスのマロと22歳メスのアルゴが暮らしています。

マロもアルゴも角の形がとてもきれいなので、判別にはちょっとコツが必要。鼻側の角が細く、シュッとしている方がメスのアルゴです。

2009年には、上野動物園で初めてクロサイの繁殖に成功!メスの子ミミカが誕生しました。現在、ミミカはアドベンチャーワールドで飼育されています。

→追記:2018年6月、熊本市動植物園へ移動となりました。

まだまだ若い2頭、これからも楽しみです。

カバ

アフリカ大陸サバンナの河川流域に分布するカバ。成獣は体長4メートル、体重3トンもあります。

扉から脚光を浴びて登場したカバさん。一目散にエサのもとへ向かって、モリモリ食べてました。

上野動物園 カバ
ジロー

乾燥に弱いカバは、日中水の中にいて姿を見せないことも多々。陸にあがっている食事の時間は、シャッターチャンスです。

上野動物園のカバ

現在、オスのジロー34歳とメスのユイ6歳が暮らしています。年齢差もすごいですが、体格差もすごい。2頭の判別は、とても簡単です。

ジローは体が大きく、左の歯が外に出てる出っ歯さん。さらに二重あごも立派なおじさん!

一方、ユイは小柄で、ぱっちりお目目のでめきんちゃん。肌がきれいで若々しい女の子です。

そして、大きなカバのお隣には、小さなカバ。

コビトカバ

ジャイアントパンダ、オカピとともに世界三大珍獣と言われています。

中~南アフリカの草原にいるカバと異なり、コビトカバは西アフリカの森林に生息しています。

2トン近くに成長するカバに比べると小さいですが、コビトというほど小さくはありません。体長は1.5メートル、体重は200キロくらいあるようです。

カバと見比べてみると、コビトカバはプリっ、ピカっという感じ。

上野動物園 コビトカバ

カバよりも陸上で生活することが多く、お昼寝も水の外でしていました。

コビトカバに会える動物園

日本では上野動物園の他に、東山動植物園、いしかわ動物園、アドベンチャーワールドで見ることができます。

いしかわ動物園では、2016年12月にコビトカバの赤ちゃんが誕生しています。

西園では、今回紹介した以外にもハートマンヤマシマウマやカンガルーなどが展示されています。小獣館では、メガネザルやネズミの仲間が暮らしています。

上野動物園

世界三大珍獣を網羅し、珍しい動物も数多く展示されているため、みどころ満載!

ジャイアントパンダやゴリラの赤ちゃんはもちろん、オカピやコビトカバ、マダガスカル島の動物たちなど、貴重な動物の姿を見ることができます。

すべての動物を見てまわるには、少なくとも半日はかかるでしょう。

一方、アクセスも良く、周辺に観光地も多い上野動物園。ちょっとした時間に来園できるのが、良いところです。

上野動物園付近のホテルはこちら

一度と言わず、何度も足を運びたくなる、国内入園者数No.1の動物園です。

以上、上野動物園編でした。

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