レッサーパンダがボルダリング?!キリンとふれあえる大牟田市動物園

展望デッキ周辺の動物|大牟田市動物園4

今回は大牟田市動物園最終編です。比較的小さな動物園である大牟田市動物園。残すところあと少し。

大牟田市動物園 マップ

しかし、後半にもキリンやレッサーパンダなど人気動物がたくさん展示されています。

ユキヒョウの展示場を過ぎてしばらく歩くと、開けたスペースが見えてきます。こちらには、カピバラ、カンガルー、キリン、そしてレッサーパンダが展示されています。

カピバラの展示場は、もともとキリンの展示場だったそうです。

そのため、ふれあい動物として人気のカピバラですが、ちょっと遠くにいます。さらに柵があるので、写真は撮っていません。

カンガルー

反対側にはカンガルー広場。

こちらは、展示場内に入ることができます。エサやりはありませんでしたが、すぐ近くにカンガルーたちを見ることができました。

大牟田市動物園 カンガルー

大牟田市動物園のカンガルーは、オオカンガルー(ハイイロカンガルー)です。

展示場内には自分だけでしたが、カンガルーたちはちょっと警戒気味。

通路とカンガルーのスペースはロープで区切られているので、ヒトから近づくことはできません。

しかし、なかには歩道に立っているものや、ぴょんぴょん寄って来るものもいました。

大牟田市動物園 カンガルー

また、案内板には各カンガルーの特徴(大きさや傷など)が記載されていました。カンガルーの個体識別は難しいですが、案内を読みながら探すとよりカンガルーを楽しめるでしょう。

キリン

キリンの展示場はとても開放的。このエリアの大部分を占めています。キリンの掲示板は、非常に内容が濃く読み応え抜群です。

大牟田市動物園には、オスのリン12歳とメスのプリン5歳がいます。

リン

リンは名古屋市の東山動植物園で生まれ、1歳を迎えたあと大牟田市動物園にやって来ました。

大牟田市動物園 キリン リン
リン

プリン

プリンは埼玉県のこども自然公園で生まれ、2016年に来たばかり。リンのお嫁さんです。

リンと比べると明らかに小さい。肌がきれいで、お顔もシュッとしています。

キリンのために募金!

大牟田市動物園では、2015年からリン君の婚活大作戦として、キリン購入のための募金活動を行っていました。市民の協力のもと、見事、約1800万円を集めました。

結局、プリンはブリーディングローンとなったため、無償で来園することとなりました。

集まったお金は、獣舎の改修などプリンの受け入れ費用に充てられたそうです。

リンとプリンの繁殖に期待?!

2年前、2頭の同居の試みが失敗。お互いが怪我をしかねない状況だったそうです。それ以来、リンとプリンは別々に飼育されていました。

しかし、今年3月ついに、同居再開!大牟田市民が待ちに待った瞬間です。

大牟田市動物園 キリン

わたしが訪れたときは、ツーショット写真が撮れました。

低いところに取り付けられたエサを必死に食べるリン。

それは、プリンに譲ればいいのに、と思いつつ。なんだか、プリンも引き気味の表情に見えます。

柵以外にも高いところや木の上など、数か所にエサが付けられていました。

リンはこの後も、展示場を歩きまわりながら、ずっと草を食べ続けていました。

そして、たまにプリンに近寄ってみます。悲しいかな、プリンの反応は薄い。

今後の2頭の動きに注目です。いつかかわいい赤ちゃんが誕生することを祈ります。

キリンとのふれあい体験

大牟田市動物園では、土日祝日11:30~キリンとのふれあいイベントを行っています。無料で誰でも参加できます。

そのため、11:20ごろから行列ができていました。時間や人数の制限はありませんが、キリンが離れたら終了となっています。

つまり、短いときもあれば長いときもあるようです。イベントに参加したい方は、なるべく早めに並んだ方が良いでしょう。

背が高いキリンにさわるため、参加者はキリン舎の外側に設けられたやぐらにのぼります。

そして、飼育員さんがキリンを惹きつけてくれます。すると、リンが寄って来ました。

わたしは、10組目くらい。イベントが始まって数分後には、自分の番が来ました。階段をのぼるたびに興奮が高まります。

やぐらに立つとリンのお顔が目の前に!

大牟田市動物園 キリン

近くで見るとその大きさに改めて驚かされます。草しか食べないのに、5メートルほどに成長するとは不思議です。

キリンの体臭は、草木の良い香り。毛は短く、感触は毛布生地のシーツのような感じ。飼育員さんに夢中で、とてもおとなしいリン。

ふれあう時間は短いですが、貴重な体験ができました。無料なのでお時間ある方はぜひ。

大牟田市動物園の一番奥には、市内を見渡せる展望デッキがあります。広々として気持ちが良い。

そして、展望所の手前には、レッサーパンダの展示場があります。

レッサーパンダ

現在、オスのレン、メスのソラとまいの計3頭のレッサーパンダを飼育しています。

屋外に2か所、屋内に1か所、レッサーパンダの展示スペースがあります。彼らが飽きないように、毎日場所を交替しながら展示しているそうです。

オスのレン

室内展示場には9歳のオス、レンがいました。

レンはソラのお婿さんとして、2010年千葉県の市川市動植物園から移動して来ました。かなり美形のレッサーパンダです。

ボルダリングするレッサーパンダ!

レッサーパンダの室内運動場には、ボルダリングが設置されています。

垂直に木登りができるレッサーパンダの身体能力が披露できるように、スタッフさんが手作りしたものです。

レッサーパンダたちは自発的にボルダリングしているとのこと。運動不足が解消され、退屈な時間も少なくなるため、喜んでいることでしょう。

また、同じ配置だとルートを覚えてしまうので、材料の位置や角度を変えているというから驚き!飼育員さんの創造力や努力に胸を打たれました。

レンは室内展示場を活発に動きまわっており、ボルダリング姿を見ることもできました。

大牟田市動物園 レッサーパンダ ボルダリング

レッサーパンダの案内板も要チェック!

室内展示場の向かい側の壁には、手書きの案内板がずらり。レッサーパンダに関する情報がたくさん記載されています。読みごたえがあり、勉強になります。

また、各個体の体重が記入されていました。

なんと、一番若い女の子まいは、体重が7キロもあるそうです。レッサーパンダは通常5キロ前後なので、かなり大きいです。

メスのソラとまい

かわって、2か所の屋外放飼場には1頭ずつレッサーパンダが展示されてました。

最年長のソラ(メス)は、現在15歳。マイペースな性格で、木の上にいることが多いそうです。わたしが行ったときは、やぐらの中でべた寝。お顔は見れませんでした、ざんねん。

一方、まいは元気にお食事中。黒色の体毛が多いのが特徴です。

まいは千葉からやって来た!

レッサーパンダのまいは、現在4歳のメス。2016年千葉市動物公園からお嫁さん候補としてやって来ました。

感の良い方はお気づきかもしれません。まいは、あの有名なレッサーパンダ風太くんのお孫さんです!

さすがアイドルの孫。とても愛嬌がある、まいちゃん。一生懸命エサの容器と戦いながらも、たまにカメラ目線してくれました。

大牟田市動物園 レッサーパンダ
黄色のフィーダーと格闘するまい

レッサーパンダの繁殖

今まで、レンとソラの繁殖がうまくいかず、頭を抱えていた大牟田市動物園。

ところが、まいの来園数か月後、レンとの交尾が確認され、昨年2頭の間に赤ちゃんが誕生しました。大牟田市動物園にとっても、まいにとっても、初めての出産でした。

しかし、3日後に死亡するというざんねんな結果となりました。

絶滅危惧種に指定されているレッサーパンダ。次は、赤ちゃんが健康に育つことを祈っています。

【追記】2018年6月26日オスのレイが誕生しました。


小さな動物園ながらも、愛嬌のあるアザラシやリスザルから、大迫力のライオンやホワイトタイガーまでさまざまな動物が暮らしています。

また、エサやりやふれあい体験などイベントも積極的に行っています。

動物福祉を考える動物園として、エンリッチメントやハズバンダリートレーニングを取り入れた注目の大牟田市動物園。案内板や展示場の様子を見ると、スタッフさんの努力がうかがえます。

福岡県にお越しの際は少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

動物園の予習をして、当日をもっと楽しもう!

以上、大牟田市動物園でした。

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