クロサイ繁殖を目指す熊本市動植物園!カバやクモザルも登場します

クロサイとカバ|熊本市動植物園4

こんにちは。
熊本市動植物園3では、キンシコウやマンドリルが登場しました。今回は、猛獣舎の向かい側から正門付近にいる動物たちを紹介していきます。

今回のおもな内容
  • クロサイ
  • カバ
  • クモザル
  • カンガルー
熊本市動植物園 園内マップ

シシオザル舎で引き返し、最初に右手に見えてくるのはシマウマ。

はっきりとした白黒模様が特徴的なグラントシマウマです。わたしが見たときは1頭だけでした。一生懸命朝ごはんを食べていたので、お顔が見れず。ざんねん。

シマウマのお隣には、大きな体のサイがいます。

クロサイ

以前はシロサイが飼育されていた熊本市動植物園。2015年、2016年と相次いで死亡し、サイのいない動物園となりました。

熊本市動植物園 シロサイ
2016年に亡くなったシロサイのメグミ

そして、熊本地震が発生。

復旧に時間と費用がかかる中、2018年3月、1頭のオスがやって来ました。6月にはメスも来園しました。驚きと喜びのニュースでした。

アフリカに生息する奇蹄目サイ科の動物。2018年より飼育開始となったサイは、クロサイ。シロサイより体も顔も小さいのが特徴的です。日本には20頭ほどしかおらず、IUCN近絶滅種(CR)に指定されています。

熊本市動植物園のクロサイ展示場は、真ん中が柵で区切られています。猛獣舎側とチンパンジー舎側から観察することができます。

広くはないものの、単独行動をとるクロサイにとってプライベートなスペースは大切。木の葉や枝を好むクロサイ用に展示場の植樹を行っています。

クラッグ

2001年8月安佐動物公園生まれ。繁殖を目的とした貸借契約(ブリーディングローン)により、2004年和歌山県のアドベンチャーワールドに移動しました。

案内板には、やんちゃで食いしん坊と書かれていました。開園直後は、獣舎への入り口や柵にガツガツと角を当て、大きな音を立てていました。

豪華な耳毛と額側の長い角が特徴的なクラッグ。

クロサイ クラッグ 熊本市動植物園

しばらくすると朝の興奮が嘘のように、仏の顔でスヤスヤ寝ていました。

そして、クラッグの向こう側に見えているのがパートナーのメス。

ミミカ

2009年4月上野動物園生まれ。クラッグ同様、ブリーディングローンにより2012年アドベンチャーワールドに引っ越しました。

アドベンチャーワールドによるとミミカの体重は1.9トン!なんとオスのクラッグよりも重いそうです。

クロサイ ミミカ 熊本市動植物園

均整のとれた2本の角が美しいクロサイです。ちなみに、長い耳毛は生えてません。

来園時、搬入に苦労したクラッグと対照的に1時間もかからず寝室へ入るという偉業を成し遂げたミミカ。しかしながら、展示場に慣れるには時間がかかったようです。

先日わたしはミミカと初対面。ラッキーなことに、ミミカは観覧スペースのすぐ目の前に陣取り、手が届く距離にいました。

クロサイ ミミカ 熊本市動植物園

現在は、クラッグもミミカもリラックスした様子で一安心です。

ミミカはクラッグのお嫁さん候補として上野から和歌山へやって来ました。ざんねんながら、繁殖には至りませんでした。

そこで、サイ飼育経験のある熊本市動植物園へ転居。環境を変えることが、2頭の関係性の変化を生むのでは、と期待しています。

個体数減少が顕著なクロサイ。シロサイに比べると神経質で攻撃的なため、飼育が難しいと言われています。

今回の選択が吉と出るか凶と出るか。答えはもう少し先になりそうです。

クロサイの隣には、これまた迫力のあるカバが展示されています。

カバ

偶蹄目カバ科。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に広く分布しています。体長3メートル、体重1トンを超す大きな動物です。

現在、熊本市動植物園には2頭のメスのカバが飼育されています。

モモコ

1997年6月愛媛県立とべ動物園生まれ。2010年に熊本にやって来ました。体重が1.7トンもある立派なカバです。

ソラ

2012年5月東武動物公園生まれ。2015年に来園した当時の体重は、モモコの半分ほどでした。以前ほどの体格差はないものの、比較すると小さいので識別は簡単です。

ソラをすんなり受け入れたモモコのおかげで、あっという間に2頭は仲良しになりました。現在でもモモコの後を付けてまわるソラ。

獣舎から出てきてプールへ入るときも。

カバ 熊本市動植物園

プールからあがってひなたぼっこするときも。モモコとソラはいっしょ。

カバ 熊本市動植物園

甘える妹の相手をする姉という感じでしょうか。平和な2頭の雰囲気にとても癒されます。

カバ 熊本市動植物園
左:モモコ 右:ソラ

カバ舎の向かい側は昔ながらの檻。マレーグマ、ツキノワグマ、エゾヒグマ、ウマグマが飼育されています。写真はうまく撮れませんでした。

実は、正門からまっすぐ進むとこの辺りが最初に見えてきます。わたしは猛獣を目指して素通りしましたが、左手には2つのサル島があります。

ジェフロイクモザル

霊長目クモザル科。体長50センチ前後、体重10キロ以下。おもに中央アメリカの森林地帯に生息しています。

小さな顔に細長い手足が特徴的なサル。

熊本市動植物園 クモザル

体毛の色は個体差があり、ゴールドやブラックの美しい毛を有しています。ちなみに、熊本のクモザルは全員黒でした。

熊本市動植物園のクモザル展示場は、水堀で囲まれた島。5頭以上が放飼されており、小さな子どももいました。

熊本市動植物園 クモザル

すこし手狭にも見えますが。島中央にはタワーがあり、クモザルの身体能力を垣間見ることができます。

あまり知名度は高くありませんが、特徴的な愛らしい顔とコミカルな動きに注目です。

隣にあるのはリスザルの島。わたしが行ったときは、室内で展示されていました。

アカカンガルー

正門から真正面、カバの隣にあたる場所はカンガルーの展示場です。

熊本市動植物園 カンガルー

お正月の寒い朝だったので、皆ひなたに並んでいました。

熊本市動植物園のカンガルーは、赤茶色のアカカンガルー。太陽の光でオレンジが増し、素敵です。

とくに先頭カンガルーの表情がたまりません。

寒さに負けず早起きすると、良いことがありますね。

左へ進み階段をのぼると、白い壁に青いプール。いよいよホッキョクグマが登場します。

熊本市動植物園5へつづく


Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です