ホッキョクグマのマルル!猿と南米の動物に会える熊本市動植物園

ホッキョクグマと南米・日本の動物|熊本市動植物園5

前回までに園内マップの右側に書かれている動物たちが登場しました。今回は、絶大な人気を誇るホッキョクグマのマルルやリニューアルしたエリアを紹介します。

熊本市動植物園 園内マップ

熊本市動植物園の正門から入りクモザルの島を過ぎると、左手に階段が見えます。その階段をのぼると、ホッキョクグマの展示場です。

ホッキョクグマ

食肉目クマ科クマ属。北米やロシアなど北極圏に生息する動物です。オスは体長2メートル、体重400キロを超える巨体。地上最大の肉食獣として知られています。

ホッキョクグマにとってはものすごく狭い殺風景な展示場。しかも、人間が上から見下ろすタイプで、決して良い施設とは言えません。

しかし、熊本市動植物園のホッキョクグマはとても魅力的。

マルル

現在6歳のメス、マルル。2014年に札幌市円山動物園から2年契約でやって来ました。母子を離し、次の繁殖を促す目的です。

来園当時まだ2歳にもなっていなかったマルル。それはそれは可愛くて瞬く間に人気者となりました。

熊本市動植物園 ホッキョクグマ
来園当初は小さく真っ白だったマルル(2015年撮影)

双子だったマルルは、熊本に来てひとりぼっち。周りの心配をよそに、元気に動きまわり遊びだしたマルル。現在でも活発な様子を見ることができます。

先日は、カラフルな湯たんぽをゲットしていました。がじがじするのがお気に入りの様子。

マルル ホッキョクグマ 熊本

硬いプラスチックの湯たんぽも、すぐぼろぼろになっていきます。

マルルはしばらくするとプールをあがりました。台の上で2足立ちし、湯たんぽを豪快に放り投げます。

マルル ホッキョクグマ 熊本

そして勢いよくジャンプ!からのキャッチ!

湯たんぽが壁やフェンスに当たる音とマルルが飛び込む音が響きます。あっという間に周りは人だらけになりました。

夏に訪れたときは、ボールで同じような遊びを繰り返していました。マルルがよくする遊びなので、タイミングが合えば見れると思います。

ただ、観覧スペースに水しぶきがかかることもしばしば。ご注意ください。

円山動物園のホッキョクグマであるマルル。2016年以降は1年ずつ期間を延長している状況です。いったいいつまでマルル飼育が続くのか……遅かれ早かれ熊本から旅立つ日が来るのでしょう。

まだまだあどけないマルル、ぜひお見逃しなく!

マルル ホッキョクグマ 熊本

ホッキョクグマ展示場を抜けると、森の入口が現れます。2013年にリニューアルした、ペンギン、カピバラそしてニホンザルのエリアです。

南米の動物

フンボルトペンギン

ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属。チリやペルーに生息する鳥類です。日本の環境に適応し、動物園や水族館でよく見かけるペンギンです。

目から口周辺がピンク色。胸の黒帯が1本のフンボルトペンギン。

熊本市動植物園 ペンギン

熊本市動植物園のペンギン展示場は、砂利や木々を利用しペルーの海岸を再現しています。 同じ目線から、そして水中から見ることができます。

柵にアクリル板を用いることで、おとなも子どもも近距離でペンギンを観察することができます。

熊本市動植物園 ペンギン

エサを飲み込む喉の動きを見たりペンギン臭を感じたり、近いからこそわかることも多々。満足度が高いペンギン展示場です。

カピバラ

お隣には同じく南米原産の動物。げっ歯目テンジクネズミ科カピバラ属のカピバラです。

熊本市動植物園 カピバラ 冬

写真奥のカピバラがオレンジになっているのが、わかりますか?小屋の天井に設置されたヒーターで暖をとっていました。

また、夏にはプールに入る様子も見れます。

熊本市動植物園 カピバラ プール

夏も冬もゆるり、なカピバラです。

カピバラを過ぎると順路はサル山、そしてオタリア。南米の動物として先にオタリアを紹介します。ニホンザルの様子は次の項目をご覧ください。

オタリア

食肉目アシカ科オタリア属。南米大陸の沿岸部に生息します。

一見アシカにそっくりですが、少し大きめ。オスは体長2.5メートル、体重300キロ以上にもなります。また、おとなオスの首周りにはたてがみが生えています。

熊本市動植物園では現在2頭のオタリアを飼育しています。メスのマイとオスの未来(ミク)です。通常、1頭ずつ展示されています。

たまにぷはーっと観覧者の近くで息継ぎをしたり、フェンスにぶつかって来たり、サービス精神旺盛な未来。太くて毛深く、アシカとは違うことがわかります。

一方、マイはメスらしくしなやかな体つき。未来に比べると小さく、オタリアと見抜くのは至難の業です。

オタリア 熊本市動植物園
マイ(メス)

暑い日にはへばっていることもありますが。夏に行われる氷のプレゼントは要チェックイベントです。

日本の動物

ニホンザル

カピバラ展示場を過ぎると、木々に囲まれたくねくねの細道。しばらく歩くと、ニホンザルの展示場が現れます。

展示されているニホンザルたちのルーツである熊本県球磨郡を再現。大きく2か所観覧スペースがあり、異なる趣を取り入れています。

ヒトの手が加えられた里山と

熊本市動植物園 ニホンザル
里山ビュー

木々が折り重なる自然の奥山。

熊本市動植物園 サル山
奥山ビュー

ひとつの展示場に配置され、ニホンザルたちは自由に行き来することができます。

昨年5月にはオスの赤ちゃん、サスケが誕生しました。小さいので簡単に見つけることはできましたが、うまく写真は撮れず。ざんねん。

入り組んでいるからか、なぜか人気のないニホンザル周辺。入口には小さな看板があります。通り過ぎないよう注意です。

熊本市動植物園 ニホンザル

熊本市動植物園6へつづく

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