マサイキリンとアフリカゾウを紹介!サルの島がある熊本市動植物園

マサイキリンとアフリカゾウ|熊本市動植物園6

こんにちは。
いよいよ熊本市動植物園、最終回です。シリーズ5では、熊本の人気者ホッキョクグマのマルルやニホンザルが登場しました。

今回は、園内マップ左側にいるゾウやキリンを中心に紹介します。

今回のおもな内容
  • シフゾウ
  • ワオキツネザル
  • マサイキリン
  • アフリカゾウ
  • チンパンジー
熊本市動植物園 園内マップ

オタリアと反対側へ進むと、細長い放飼場が立ち並ぶエリア。 視覚的にも楽しめる動物の案内板が目立ちます。

こちらには、シカやラマなどちょっぴり地味な動物たちが展示されています。

しかし、珍しい動物がいるので要チェックです。

シフゾウ

偶蹄目シカ科シフゾウ属。野生では絶滅した種(EW)です。日本では、熊本を含む4か所でしか会うことはできません。

体長2メートル、体重180キロ前後と大きな動物です。オスはトナカイのように立派な角を持ちます。

熊本市動植物園 シフゾウ

縦長の展示場なので動物との距離があります。柵や檻もあるので、写真はおろか観察もしにくいのが難点。

母親のメイと今年6歳になるオスのチョッパーがいます。父親のジローはおととし亡くなりました。2017年には多摩動物公園とメスを交換し、お嫁さん候補のありさ(13歳)がやって来ました。

国内で9頭しか飼育されていないシフゾウ。まだ、おめでたい報告はありませんが、今後繁殖がうまくいくことを願っています。

シフゾウのあとには、大きな偶蹄目エランド、飛べない鳥ダチョウとヒクイドリなどが続きます。

熊本市動植物園 シフゾウ

ふと、右手の池を見ると何やら見覚えのある縞模様……なんと、池の中の島にワオキツネザルたちがいました!

ワオキツネザル

霊長目キツネザル科。アフリカ大陸南東に浮かぶマダガスカル島に生息しています。名前の通り、「輪」模様の「尾」が特徴。

ワオキツネザルは新しい放飼場へ移動!

以前は正門付近のモンキーアイランドにいたワオキツネザル。もっと大きな島にお引越ししたんですね。

熊本市動植物園 ワオキツネザル

動物との距離は遠くなったものの、より自然で開放的な放飼場。ワオキツネザルたちも喜んでいることだろうと思います。

木に登ってみたり、

熊本市動植物園 ワオキツネザル

悠々とひなたぼっこをしたり、

熊本市動植物園 ワオキツネザル

すっかり慣れてリラックスしているように見えました。

通路から一段下がった場所なので、気づかず通り過ぎる方も多いようです。シフゾウ舎付近にある階段を降りると、同じ目線から見ることもできます。お見逃しなく。

熊本市動植物園 ワオキツネザル

池の向かいには大きな獣舎が見えます。

マサイキリン

偶蹄目キリン科。ご存知、アフリカ大陸サバンナに生息する首の長い動物です。

熊本市動植物園のマサイキリン

熊本市動植物園では現在1頭のオス、秋平が飼育されています。通常動物園で見かけるアミメキリンではなく、模様が複雑なマサイキリンです。

秋平の父親リキは2009年に静岡市立日本平動物園から繁殖のためにやって来ました。リキは2頭のメスと繁殖に成功しています。

マサイキリンの冬真は宮崎へ

2016年1月にはランとの息子、冬真が誕生しました。2017年11月、ブリーディングローンにより宮崎市フェニックス自然動物園へと移動しました。

ちなみに、冬真はパートナーのコユメに興味津々。

マサイキリン 宮崎フェニックス自然動物園
宮崎市フェニックス自然動物園 (手前:冬真 奥:コユメ)

年上で体も大きなコユメに必死にマウントしようと試みる様子が見れました。実際に繁殖ができるのはもう少し先になりそうですが。

2頭がうまくいくことを願っています。

マサイキリンの嬉しいニュースと悲しいニュース

秋平は、小春とリンの第1子。小春はストレスや恐怖に屈せず、2016年9月に出産しました。相次ぐ繁殖成功に加え、震災を乗り越えた母子として大きな話題になりました。

一時は4頭もマサイキリンがいるにぎやかなキリン舎でした。

熊本市動植物園 マサイキリン

しかし、秋平誕生翌月に当時国内最高齢22歳だったランが死亡しました。

今後さらにオスとして期待されていたリキは、2017年10月、あまりにも早すぎる死をとげました。まだ9歳でした。

そして、昨年7月には小春が11歳という若さで突然死しました。おなかの中にはリキとの第2子がいましたが、助かりませんでした。

熊本市動植物園 マサイキリン

あっという間にひとりぼっちになってしまった秋平。

放飼場の奥でひっそりとたたずんでいました。まだ幼く小さいので、さみしそうに感じました。

現在、日本には7頭しかいないマサイキリン。

兄、冬真のように早くパートナーが見つかりますように。そして、またマサイキリンの赤ちゃんに会える日が来ますように。

キリンの隣にはさらに大きな獣舎があります。

アフリカゾウ

文字通りアフリカに生息するアフリカゾウ。アジアゾウより耳や体が大きく、牙も立派なゾウです。

現在、エリとマリーが飼育されています。2頭は1984年に来園。推定34歳以上のメスです。

エリ

しっぽの先にふさ毛。外側に伸びる短めの牙が特徴です。

熊本 アフリカゾウ エリ

マリー

毛のないしっぽと内側に伸びた長い牙が特徴。エリより体が大きく、優位な個体です。

熊本市動植物園 アフリカゾウ

泥浴びや水浴びの習性があるのに、雨が苦手というちょっと不思議なマリーさん。

放飼場と観覧スペースの間は堀で仕切られ、目の前を遮るものはありません。すぐそばにアフリカゾウがいると大迫力です。

熊本市動植物園 アフリカゾウ
左:マリー 右:エリ

一方、2頭のアフリカゾウが暮らすのに十分とは言えない広さ。どこの動物園も同じですが、飼育下のゾウは運動不足に陥りがちです。

熊本市動植物園では、展示場に水場を設けたり、フィーダーを置いたり、動物たちが楽しんでいる姿を見ることができます。

九州地方でアフリカゾウに会えるのは、熊本市動植物園だけです。ぜひ、ゆっくり観察してみてください。

ゾウ舎の先には爬虫類舎があり、その近くには南門があります。モノレール沿いに進むと、遊園地エリア。向かい側には、立派な獣舎があります。

チンパンジー

チンパンジー愛ランドと名付けられた展示エリア。大きな建物と池に浮かぶ島からなります。2016年熊本地震により、2年以上チンパンジーの展示は中止されていました。

現在、1頭のオスと4頭のメスが暮らしています。屋外だけでなく、ガラス張りの室内展示場もあります。

熊本市動植物園 チンパンジー

室内と島をつなぐ橋にはたくさんのお野菜が取り付けられています。

島中心には大きなタワー、ロープが張り巡らされています。見るからに楽しそうな放飼場です。

熊本市動植物園 チンパンジー

遠くからでもチンパンジーの姿が見れて嬉しい限りです。

熊本市動植物園 チンパンジー

熊本市動植物園

動物園だけでなく、植物園と遊園地が併設されている熊本市動植物園。

いちばんの魅力は、キンシコウ!日本では、ここ熊本でしか会うことができない非常に貴重な動物です。

また、ライオンやホッキョクグマ、ゾウなどの大型動物、クロサイやユキヒョウ、ウンピョウなどの希少動物を多く飼育しています。

猛獣や大きな動物が好きなわたしにとっては、とても満足度が高い動物園です。

被災した動物や人々が再び同じ場所で輝いている。ぜひみなさんもリスタートした熊本市動植物園を訪れてみてください。

熊本市動植物園 ユキヒョウ スピカ

以上、熊本市動植物園でした。

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