ホッキョクグマのカナ!アシカ混合展示やラクダも注目の平川動物公園

アシカ・ペリカンと世界のクマゾーン|平川動物公園11

平川動物公園は鹿児島市にある自然豊かな動物園。見どころが多く長くなってしまいましたが、いよいよ最終回です。

平川動物園 園内マップ

ふれあいランドを過ぎてリス橋を渡ると、しばし上り坂。

汗だくになったころ、飛び込みたくなるような涼し気なプールが見えてきます。

アシカとペリカン

ブログを続けて読んでいただいている方はお気づきかもしれません。平川動物公園は、さまざまな動物に混合展示を取り入れています。

こちらでは、黒いアシカと白いペリカンが展示されています。

平川動物園 アシカとペリカン
アシカとペリカンの混合展示

プールは上から、または下から観察することが出来るつくり。アシカが飛び込む姿や泳いでいる姿など、さまざまな角度から楽しめます。

カリフォルニアアシカ

アメリカ大陸西海岸などに生息するカリフォルニアアシカは、多くの動物園や水族館で飼育されており、親しみのあるアシカです。

黒いつるんとした体に小さなお耳がチャーミング。

平川動物園 アシカ

コシベニペリカン

東アフリカに生息するコシベニペリカンは、多摩動物公園と鳥羽水族館、そしてここ平川動物公園にしかいません。

多くの施設で見られるモモイロペリカンに比べると、よりグレー色が強く、体が小さめ。繁殖期には、腰辺りが赤くなるためコシベニ(腰紅)と名付けられたそうです。

野生では出会うことのない2種類の動物。お互い微妙な距離感を保ち、良い関係のようです。

さらに先へ進むと、世界のクマゾーンに突入です!

世界のクマゾーン

マレーグマ

まず最初に現れるのは、マレーグマ。東南アジアに生息する小さなクマです。

平川動物公園のマレーグマ

中国生まれのウラン26歳とのいち動物公園生まれのハニイ7歳がいます。どちらもメス。

2頭は交代制。ちなみに写真の子はウラン。お歳ですが、きれいな毛並みでとてもかわいい。

平川動物園 マレーグマ
ウラン

木登りが得意なマレーグマ。平川動物公園では、内股で歩いている姿をよく見かけます。

マレーグマがハチミツを食べる姿を見れる、クマさんのハニータイムが実施されています。土日14時から行われるようなので、要チェックです。

ニホンツキノワグマ

胸にある月型の模様が特徴的なツキノワグマ。アジアに生息し、ヒマラヤグマとも呼ばれます。

その中で、日本原産の亜種がニホンツキノワグマ。本州と四国に生息しています。かつて九州にも分布していたニホンツキノワグマですが、現在は絶滅したと言われています。

平川動物公園のツキノワグマ

山形県で保護された2頭、イツキ(オス9歳)とアイ(メス8歳)が2013年にやって来ました。

平川動物園 ツキノワグマ

展示場には案内板がありましたが、どちらかわからなくなりました。すみません。

自らガラスの前まで来て、大きな体と丸いお顔を見せてくれたツキノワグマ。まだ若い2頭、うまいこと繁殖に向かうと良いです。

そして、やっとたどり着きましたホッキョクグマの展示場です。

ホッキョクグマ

2011年にリニューアルした世界のクマゾーン。

ホッキョクグマの観覧スペースは、上と下2か所。地下では、ホッキョクグマが泳いでいる水中の様子を見ることが出来ます。

平川動物公園のホッキョクグマ

メスのカナ推定27歳のホッキョクグマがいます。カナダ出身のカナは、1991年に来園しました。

続いてベルリンから来園したオスのホクトとペアリングを目指すも、繁殖へは至りませんでした。そして、2015年、ざんねんながらホクトが他界しました。

子どものころ、初めて見た平川動物公園のホッキョクグマにくぎ付けだったのを覚えています。当時は、昔ながらの展示場で動物との距離が遠かった記憶があります。

リニューアル後は、動物が近くに見える展示場へと生まれ変わっています。展示場だけでなく、カナの様子からも時の流れを感じます。

現在は、白というより黄色く、ボサボサの毛になりました。

カナはもともと活発な方ではないようですが、展示場の隅でべたっと休んでいることが多くなった気がします。

平川動物園 ホッキョクグマ カナ

それでも、わたしにとって平川動物公園のホッキョクグマは特別な存在です。

氷のお中元

鹿児島のアイスと言うと……そう!かき氷の上にフルーツが乗った白くま。

毎年7月になると、南国白くまのメーカー「セイカ食品株式会社」さんから氷のお中元が届き、カナにプレゼントされています。

もちろん今年も開催中!毎日9:30~、8/31まで行っています。

以前は、氷をプールに投げ込み、カナが飛び込む様子を見ることが出来ました。

ところが、近年ではダイナミックな動きが減り、氷が入ったプールに入ることも少なくなったそうです。

そのため、最近は氷の上にエサを置いてあげているようです。ホッキョクグマらしさはないかもしれませんが、可愛らしいカナの食事風景です。

昨年は体調不良で展示中止した時期もあり、心配していました。さらに、今年は例年以上の暑さ。寒い地域に生息するホッキョクグマにとって、ものすごく辛いことでしょう。

しかし、7月12日平川動物公園公式ツイッターには、氷の上のエサをパクパク食べるカナの様子が投稿されており、ホッとしました。

暑い夏を乗り越え、これからもほっこり愛らしい姿を見せてほしいと願います。

平川動物園 ホッキョクグマ カナ

世界のクマゾーンを抜けると、いよいよ最後の動物が登場です。

ラクダ

ヒトコブラクダ

偶蹄目ラクダ科。アフリカに生息しています。

大昔から乳や肉をとったり、運搬に利用したり、ヒトと深く関係がある動物です。

現在も、インドやアラビア半島を中心に、1000万頭以上のヒトコブラクダが家畜として飼われています。

一方で、野生のラクダは家畜用に乱獲され続け、ついに野生絶滅種となりました。

つまり、アフリカに野生のヒトコブラクダは存在しないのです。

世界にはたくさんいるのに、ヒトの手により絶滅したとされる、複雑な背景を持つ動物です。

日本では平川動物公園を含め9つの施設でのみ、会うことが出来ます。

平川動物園 ヒトコブラクダ

歩き疲れた最後に現れ、しかも動きが少なく地味なのでさーっと通る方も多いヒトコブラクダ。ぜひお見逃しなく!

【追記】2018年11月1日、ヒトコブラクダのコユメが死亡しました。現在、平川動物公園にヒトコブラクダはいません。


入園ゲートをくぐると、生き生きとした動物たちの姿と雄大な桜島が飛び込んできます。一歩踏み入っただけで、わくわくドキドキする動物園です。

日本で唯一クロヒョウとクロジャガーが同時に見れたり、九州で唯一ヤブイヌに会えたり、さらにシンリンオオカミの赤ちゃんが誕生するなど、いきなり目玉がたくさん!

オランウータン、レッサーパンダ、ゾウなど人気の動物が次々と現れてきます。

なかでもホワイトタイガーとコアラは国内屈指の飼育数!写真も撮りやすいのでおすすめです◎

また、混合展示に力を入れているため、さまざまな動物の表情を見ることが出来ます。

平川動物公園内バス

平川動物公園には無料の園内バスがあります。わたしは利用したことがありませんが、どなたでも無料で利用出来ます。

平日
周遊ルート。サイ舎、ふれあいランドで乗車可。
土日
外周ルート。時計台、ふれあいランドで乗車可。

どちらも乗車は2か所のみ。外周ルートは南アメリカの自然ゾーンやインドの森ゾーンなどで降車出来ます。周遊ルートは、ほぼすべてのゾーンに降車バス停があります。

お時間があまりない方や足腰の弱い方でも、園内を楽しめるでしょう。

広大な敷地にたくさんの動物が展示されており、見どころ満載の平川動物公園。

さらに、歴史や自然、美味しいものもたくさんある鹿児島市。ぜひ旅先の候補に!

城山から見た桜島

以上、鹿児島市の平川動物公園でした。

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