ホワイトタイガーも狼もヤブイヌもライオンも!肉食獣に会える平川動物園

野生のイヌとネコ|平川動物園3

鹿児島県鹿児島市にある平川動物園、野生のイヌ・ネコゾーンを紹介します。

平川動物園2では、ジャガーとヒョウが登場しました。日本に数頭しかいないクロジャガーとクロヒョウに会えただけでも大満足ですが。

今回もイヌやネコの仲間が次々と現れます。

平川動物園 園内マップ

ヒョウのお隣には、ライオン舎があります。

多くの人が見やすいような大きなガラス張りの展示場に、ライオンはいます。

ライオン

食肉目ネコ科ヒョウ属。おもにアフリカ大陸に生息しています。

平川動物園は2頭のライオンを飼育中です。それぞれ、2~3歳のころに鹿児島にやって来ました。

同い年の雌雄ですが、ざんねんながら繁殖には至っていません。

ジオン

富士サファリ生まれのジオン、オス14歳。ライオンの中では高齢にあたります。

しかし、ジオンはまん丸お目目で愛くるしい表情。とても14歳には見えません。

平川動物園 ライオン ジオン

たまに見せるキリっとした目も素敵ですが。ライオンらしく大胆な姿で寝ていることが多いです。

上の写真を撮影した日は、朝からジオンの大きな声がそこらじゅうに響いていました。ジオンに答えるように、獣舎の中にいるスターも吠えていました。

胸に響くような迫力のある声でした。

昨年の健康診断で、ジオンの体重は約120キログラムだったそうです。成熟したオスライオンは200キロほどに成長します。ジオンは年齢とともに痩せてきたのかもしれません。

スター

メスライオンのスターは、アフリカンサファリ生まれ。

ジオンとは対照的に凛々しい顔立ちです。14歳らしく貫禄もあります。

平川動物園 ライオン スター

ライオン展示は日替わり制

現在、ジオンとスターは交替で展示されています。

基本的に奇数日がジオンで、偶数日がスターのようです。体調なども考慮されるでしょうから、明確ではありませんが。

ライオンの寿命にあたる年ごろの2頭。これからも元気に長生きしていほしいです。

そして、ライオンのお隣は野生のイヌ、オオカミです。

オオカミ

食肉目イヌ科イヌ属。

平川動物園のオオカミは、北アメリカに生息するシンリンオオカミ。もっとも広く分布しているハイイロオオカミ(タイリクオオカミ)の亜種です。

平川動物園 オオカミ
ロジック

基本的に夜行性ではありますが、開園後はよく動いています。イヌのような可愛らしさもありますが、やはり獣を感じさせる風格があります。

オオカミ繁殖に期待!

現在、オスのロジック8歳とメスのミナ4歳が飼育されています。

ロジックは群馬サファリ生まれ、2012年に鹿児島にやって来ました。ミナは旭山動物園生まれ、ロジックのお嫁さんとして2016年に来園しました。

オオカミは通常家族の群れで生活する動物です。オオカミの繁殖期は冬。ペアリングが成功し、元気な赤ちゃんが誕生することを期待しています。

【追記】2018年5月11日4頭の子が誕生。7月以降、一般公開予定です。

【追記】ケイ、テン、アイ、ジンと名付けられ、すくすく育っていた4頭。誠にざんねんながら、7月にメスのアイとテンが相次いで亡くなりました。現在はオスのみとなりました。

【追記】2018年11月ケイが外傷のため死亡しました。現在オオカミの子はジン1頭のみです。

【追記】2019年3月父親のロジックが肺腫瘍のため死亡しました。現在、平川動物園のオオカミは母親ミナと子ジンの2頭です。

九州でオオカミを見れるのは平川動物園だけです。ぜひお見逃しなく。

オオカミ舎の向かいには、ベンガルヤマネコの展示場あります。

ベンガルヤマネコ

食肉目ネコ科ベンガルヤマネコ属。インドやシンガポール、中国などアジアに幅広く生息しています。

平川動物園のベンガルヤマネコは、2014年に上野動物園からやって来たオスのマド、7歳。

ベンガルヤマネコはここにいるよ!

樹木が生い茂った小さめの檻。多くの方がヤマネコ探しを行っています。なかなか見つからず苦戦する人々。実は、マドのいる場所はだいたい決まっています。

正面向かって右側の木の中。

平川動物園 ベンガルヤマネコ マド

わたしはこの状態のマドしか見たことありません。

いつも同じ場所で寝ているマド。目を開けた可愛いお顔を見たいですが、起こすわけにもいかないので静かに見守ります。

横から見ると小さな肉球がチラリ。見ているだけで癒されます。

平川動物園 ベンガルヤマネコ マド

飼育員さんによると、地面にいることは少ないそうです。マドが見当たらないときは、木の中を探してみましょう。

さらに順路を進むと、またも九州唯一の動物ヤブイヌが登場します。

ヤブイヌ

食肉目イヌ科ヤブイヌ属。南米に生息し、魚や鳥などを好む肉食動物です。

ずんぐりとした体と小さな目が愛らしいヤブイヌ。英名であるブッシュドッグも一般的な呼び名です。

平川動物園 ヤブイヌ

ヤブイヌの仲良し兄弟

現在、平川動物園では2頭のヤブイヌを飼育しています。2015年に京都市動物園からやって来た兄弟、ウキョウとサキョウ3歳です。

ヤブイヌは用心深く、日中は穴の中で休み、夜になると狩りに出かけます。そのため、動物園では基本寝てます。

ウキョウとサキョウは、いっしょに歩きまわったり、寄り添っていたり、とても仲良しです。

平川動物園 ヤブイヌ ウキョウとサキョウ

平川動物園ツイッターによると、しっぽが右に曲がっているのがウキョウ(右京)。覚えやすい見わけ方ですね。

ヤブイヌに会える動物園

ヤブイヌを展示している動物園は、九州では平川動物園だけです。全国でも5か所でしか会うことはできません。

  • 埼玉こども動物公園
  • ズーラシア
  • 東山動植物園
  • 京都市動物園
  • 平川動物園

京都市動物園では2016年に4つ子が誕生し、現在は8頭飼育されています。1,2,5頭と3つのグループに分けて展示中。ヤブイヌらしい群れの様子を見れる数少ない動物園です。

知名度は低いですが、可愛らしいヤブイヌ。ぜひお見知りおきを。

ホワイトタイガー

平川動物園ホワイトタイガーの歴史

平川動物園には現在5頭のベンガルトラが飼育されています。そのうち4頭はホワイトタイガーです。

平川動物園のホワイトタイガーの歴史は、2011年に中国からやって来た当時3歳の雌雄から始まりました。オスはタイガ、メスはコハクと名付けられました。

コハクとタイガの相性は良く、3度の繁殖に成功しました。しかし、ざんねんながら、タイガは7歳という若さで死亡しました。

現在、2011年生まれのガクはアドベンチャーワールドで、コユキは姫路セントラルパークで飼育されています。

2013年生まれのリク、カイ、メイは現在も平川動物園で展示されています。

2015年に生まれた2頭のメスは、オーストラリアのコアラと交換となりました。KikoとKaliと名付けられ、ゴールドコーストのドリームワールドで元気に暮らしているようです。

トラの展示場

現在、平川動物園のホワイトタイガーの展示場は2か所あります。

順路通りに進み、手前(展示場1)がコハク、メイ、カイの展示スペース。奥(展示場2)に、リクとベンガルトラのベルが展示されています。

展示場1(ヤブイヌ側)
  • 9:30~13:30 コハク(奇数日)/メイ(偶数日)
  • 13:30~16:30 カイ
展示場2(奥側)
  • 9:30~13:30 ベル(ベンガルトラ)
  • 13:30~16:30 リク

日にちや時間帯によって見れるトラが違います。状況によって上記が変更される場合も考えられますので、ご了承ください。

平川動物園のホワイトタイガー

現在、母と子3頭の合わせて4頭。それぞれの識別は難しく、間違えていたらすみません。

母親のコハクは現在9歳です。縞模様が茶に近く、母親らしい優しい印象を受けます。

平川動物園 ホワイトタイガー
コハク

コハクとタイガの三つ子は、もうすぐ5歳になります。

いちばんかっこいいのは、カイ。

平川動物園 ホワイトタイガー
カイ

リクは鼻が大きいのが特徴的。

平川動物園 ホワイトタイガー
リク

メイとリクの顔は個人的には似てると思います。メイの正面の写真がなくて、申し訳ないですが。オスとメスなので、体格差があります。

平川動物園 ホワイトタイガー
メイ

自分なりにそれぞれの特徴を把握しているつもりですが、間違えることもしばしば。

ホワイトタイガーは、観覧客から見にくいであろうところ(展示場の隅ややぐらの下など)にいることが多いです。一方で、やぐらの上で堂々と休んでいることもあります。

平川動物園HPでは、ホワイトタイガーのライブ映像を見ることができます。来園者の少ない時間の、のびのびとしたトラの姿を見れるかもしれません。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ベンガルトラ

平川動物園には、通常のベンガルトラもいます。名前は、ベル。

タイガとコハクといっしょに、中国から譲渡されました。今年10歳になるメスです。

ベルは非常に端正な顔立ち。わたしの中では、1,2を争う美トラです。

平川動物園 ベンガルトラ ベル

小顔でシュッとした印象。

正面ガラスの展示スペースから見て、一番奥の見えにくいところによくいます。草が茂っていたり、丸太があったりと、うまいこと視線を避けているようです。

横の網部分から見ると、意外と近いです。見やすくはないですが、わたしは必ずチェック。

ベルは横顔も素敵だからです。

平川動物園 ベンガルトラ ベル

ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種。種類自体は同じなので、体格や縞模様に差はありません。しかし、一目瞭然の色の違い。

ホワイトタイガーが4頭も飼育されている平川動物園。おすすめは、午前中!

ベンガルトラとホワイトタイガーを見比べることができます。なによりベルがとても美人なので、ぜひチェックしてほしいです。

平川動物園4へつづく

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