千葉には珍しい猿がたくさん!歌うテナガザルとラングールに注目

モンキーゾーンの動物|千葉市動物公園2

千葉市動物公園1ではアクセスと営業案内、そして大好きなゴリラについてお話しました。

今回は、正門から入って最初に出現するモンキーゾーンを紹介します。

千葉市動物公園 園内マップ

わたしは真っ先にゴリラのもとへ向かい、通り過ぎてしまったモンキーゾーン。

大きく引き返すことはなく、ゴリラ舎前の歩道からぐるりと一周出来ます。

オランウータン

ゴリラの向かい側にいるのがボルネオオランウータン。

われわれと同じ霊長目ヒト科の動物。インドネシア・ボルネオ島に生息しています。

千葉市動物公園ではオスのフトシ30歳と、メスのナナ27歳の2頭を飼育しています。

写真のオランウータンはフランジ(顔周りのヒダ)があります。つまり、オスのフトシ。

千葉市動物公園 ボルネオオランウータン フトシ
フランジオスのフトシ

大きな顔と小さな目のバランスが絶妙です。

横浜市立野毛山動物園で生まれたフトシは、ヒトの手によって育てられました。そのため、人懐っこい性格のようです。

通路のすぐそばまで来ており、なにやら女の子とコミュニケーションを取っている様子でした。

一方、千葉市動物公園生まれのナナはヒトが苦手なんだそうです。育った環境によって性格が異なるのは、わたしたちヒトといっしょ。

アビシニアコロブス(ゲレザ)

霊長目オナガザル科。ゲレザとも呼ばれています。

千葉市動物公園 アビシニアコロブス ゲレザ

中央アフリカに生息するアビシニアコロブスの特徴は、黒と白のきれいな毛。

ところが、産まれたときはなんと真っ白。徐々におとなの毛色に近づいていきます。

一般的に、サルは後ろ足より前足が長い傾向にありますが、アビシニアコロブスはその逆。

後ろ足の方が長く、すばやく飛び跳ねることが出来ます。

写真には写ってませんが、アビシニアコロブスは尾もふさふさでとてもきれいです。ぜひチェックしてみてください。

【追記】2018年5月、アビシニアコロブスが誕生しました。

そして初めて見る動物を発見!

カオムラサキラングール

スリランカの森林にのみ生息してるカオムラサキラングール。

千葉市動物公園 カオムラサキラングール

カオムラサキというよりほぼ黒に見えましたが。お顔周りのふわふわの白い毛が特徴的でキュート。

カオムラサキラングールは特に絶滅が危惧されており、世界的にも珍しい動物です。

初めて見るのは当然。日本では千葉市動物公園でしか飼育されていません。しかも1頭だけです。ひとりぼっちでさみしそうですが、ぜひ長生きしてもらいたいです。

檻があるためうまく写真が撮れませんでしたが、モンキーゾーンにはたくさんのサルがいます。

見た目通りのお名前のクロザルや、ついついパスタと呼んでしまうパタスザルなども展示されています。

千葉市動物公園 パタスザル
パタスザル

モンキーゾーンの内側は上述したように檻でつくられたサル舎。一方、外周は開放的なパノラマ展示を行っています。

池に浮かぶ島には、ワオキツネザルとフクロテナガザルが放飼されています。

大好きなワオキツネザルは残念ながら小屋にこもっていて全然見えません。

動物にとっては良いのかな、と自分に言い聞かせます。

ところが、フクロテナガザルも同様。黒いかたまりになっていて、頭かお尻かもわからない状態でした。

フクロテナガザル

アジアの熱帯雨林に生息するテナガザル。しっぽがないため小型類人猿と呼ばれています。

木の上で生活し、移動の際は長い腕で枝から枝へと移ります(ブラキエーション)。そのアクロバティックな動きが動物園でも大人気。

千葉市動物公園で飼育されているフクロテナガザルは、テナガザル科の中では最大の種。

動物園でよく見かけるシロテテナガザルと比べて見るとその違いがわかりやすいです。

ちなみに、シロテテナガザルは個体によって茶や黒の毛をしていますが、フクロテナガザルは黒のみ。テナガザルの体毛はふわふわでさらさら、とてもきれいです。

フクロテナガザルの袋に注目!

フクロテナガザルの「フクロ」とは「のど袋」をさします。

テナガザルは声を出して歌うことで、縄張りを主張したり、コミュニケーションをとることで有名です。

他のテナガザルにはないのど袋。パンパンに膨らませてものすごく大きな声を出すことが、フクロテナガザル最大の特徴です。

歌うフクロテナガザル

あきらめきれないわたしは、帰る前にまたモンキーゾーンに立ち寄ってみました。ワオキツネザルは相変わらず見えなかったんですが、フクロテナガザルは違いました!

見えやすいところに座っていました。しかも!まさに歌い出しそうな雰囲気です。

のどもと見てください。

千葉市動物公園 フクロテナガザル

始まりました!フクロテナガザルの得意技、大声で歌う。

千葉市動物公園 フクロテナガザル

緊張からの弛緩。フクロテナガザルの表情がたまりません!

なんというタイミングの良さ。大興奮でした。

サンディエゴ動物園で紹介したときにはお見せできなかった、フクロテナガザルが歌ってる写真が撮れてすごくうれしいです。

響き渡る声を聞かせられないのはざんねんですが。

午前中の静けさが嘘のような変貌ぶり。

あきらめなくて良かった……動物園は時間をかけてまわるのが吉ですね。

千葉市動物公園3へつづく

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